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決勝ラウンド進出8チームが出そろう! JFA 第8回全日本U-18フットサル選手権大会

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2021年07月31日

決勝ラウンド進出8チームが出そろう! JFA 第8回全日本U-18フットサル選手権大会

JFA 第8回全日本U-18フットサル選手権大会は7月30日(金)に大会2日目を迎え、12試合が行われて1次ラウンドが終了。決勝ラウンドに進出する8チームが決定しました。

グループAでは、バルドラール浦安テルセーロ(関東1/千葉)が、グループBでは、フウガドールすみだファルコンズ(関東2/東京)がすでにグループ首位での決勝ラウンド進出を決めていました。そして、グループAの京都共栄学園高校(開催地/京都)対北海道帯広柏葉高校(北海道2)の試合とグループBの近江高校(関西3/滋賀)対高知高校(四国/高知)の試合は、決勝ラウンド進出チームを決める大一番となりました。

地元の京都共栄学園高校は、初日を終えて自分たちがどう戦えばいいのかが明確になり、開始早々からゴールラッシュを見せます。FP後藤寛斗選手が試合開始1分の先制ゴールを含めて4ゴールを記録。大会屈指の個の力を示しているFPガブリエル・エンリケ選手も、最後尾でバランスを取りながら、機を見た攻撃参加で2ゴールを挙げる活躍を見せて10-0で北海道帯広柏葉高校に大勝。決勝ラウンド進出を決めました。

近江高校と高知高校の一戦は、勝たなければ決勝ラウンドに進出できないグループ3位の高知高校が2分にFP角田颯磨選手のゴールで先制します。しかし、近江高校も5分にFP橋本良唯夢選手のゴールで同点に追いつくと、その後は守備を固めて隙を見せません。高知高校もキャプテンのFP松井匠選手を中心に攻めましたが、最後まで2点目を挙げられずに1-1で試合は終了。近江高校が決勝ラウンド進出の切符を手にしています。

グループCでは、選手7人で本大会に臨んでいるエスタボンU18(関西1/大阪)が、巧妙な戦いぶりを見せました。体力をなるべく消耗しないように、しっかりとボールを保持しながら攻撃に転じると確実にゴールを奪っていき、第2節の桜ヶ丘フットサルクラブ(九州2/鹿児島)戦を7-1、第3節の北海道岩見沢農業高校サッカー部(北海道1)戦も5-1と大差をつけて1次ラウンド3連勝でグループ首位通過を決めました。2位には同じくこの日2連勝した帝京長岡高校(北信越/新潟)が入り、優勝した第5回大会以来の決勝ラウンド進出を決めています。

大混戦となったのがグループDです。第2節では初戦に勝利した岡山県作陽高校(中国/岡山)とサンチスタ岐阜(東海/岐阜)の対決となり、堅守を見せたサンチスタ岐阜が2ー1で競り勝ち、2連勝でグループ首位に立ちました。ところが第3節では勢いのある矢板中央高校(関東2/栃木)の強烈な攻撃を食い止めることができずに、0-8とリードされます。試合終盤に意地を見せて2点を返したものの、2-8で敗れてしまいました。作陽高校は第3節でペティロッソ香芝U-18(関西2/奈良)に4-3で勝利し、勝点を6に伸ばし、3チームが勝点6で並ぶ結果となりました。第3節に大勝した矢板中央がグループ首位に、敗れたサンチスタ岐阜が1次ラウンド敗退となっています。

大会3日目には準々決勝の4試合と準決勝の2試合が行われ、いよいよ今年の決勝進出チームが決定します。

監督・選手コメント

増子明男 監督(矢板中央高校)
正直、第3節はここまで点数が入ると思っていませんでしたが、選手たちの活躍に感謝したいです。関東大会で戦い抜き、全国大会では一人一人が自分の良いところをアピールしようと、自分のプレーに走っていたところがありました。そこを3試合目ではチームの勝ちに徹しましょうと話して、一つにまとまれたと思います。このマインドを明日からの決勝ラウンドでもしっかり持ち続けたら、関東大会と同じようなモチベーションで戦えるはずです。

FP 内藤辰紀 選手(サンチスタ岐阜)
みんな気合は入っていたのですが、矢板中央の選手たちは体も大きくて、僕たちよりも上だったのだと思います。うちもチーム一丸になっていたと思いますが、矢板中央はベンチも盛り上がっていましたし、雰囲気も非常に良かったと思います。点差を付けられて負けてしまいましたが、個人的には最後まで気合も入っていましたし、体も張って戦えていたので、最後に一番良い試合ができたと感じています。

FP 中村太一 選手(帝京長岡高校)
自分たちが頭の中で描いていた、チームとしてのプレーをすることができて、無事に決勝ラウンド進出を決めることができて良かったです。3試合戦うことで、フットサルにも慣れてきました。サッカーでも狭い局面はありますし、そこでのプレーを自分たちは得意としています。決勝ラウンドでも自分たちの特徴である狭いところで相手を崩す力を生かして、通算3度目の全国優勝を目指して勝ち進んでいきたいと思います。

GK 川又仁 選手(聖和学園高校サッカー部)
優勝を目指してやっていたので、3連敗という結果は本当に……。東北大会の決勝では同じ聖和学園のフットサル部にも勝ち、この大会に出ていたので彼らの分もという思いがあったので、その分、余計に悔しいです。初戦では初めての全国大会を戦う難しさを体感しましたし、残りの2試合は絶対に勝てないという試合ではなかったのですが力が及びませんでした。今回のチームはサッカー部のBチームが多いのですが、この経験を生かして高校サッカー選手権のメンバーに入れるように頑張りたいと思います。

大会期間:2021年7月29日(木)~8月1日(日)
大会会場:京都府/京都市体育館

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