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ホーム > なでしこジャパン > 最新ニュース一覧 > 【ホットピ!~HotTopic~】再び世界一になれると確信している~ニルス・ニールセン監督(なでしこジャパン)インタビュー

ニュース

【ホットピ!~HotTopic~】再び世界一になれると確信している~ニルス・ニールセン監督(なでしこジャパン)インタビュー

2025年03月31日

【ホットピ!~HotTopic~】再び世界一になれると確信している~ニルス・ニールセン監督(なでしこジャパン)インタビュー

2024年12月、なでしこジャパン(日本女子代表)の監督に就任したニルス・ニールセン監督に、自身の初陣となった2025 SheBelieves Cupやチームのこと、大会に向けた準備、今後の展望についてお話を聞きました。

※このインタビューは2025年3月24日に実施しました。

――なでしこジャパンの監督就任後、初陣となった2025 SheBelieves Cupでオーストラリア、コロンビア、アメリカに連勝し、初優勝という結果を残しました。率直な思いを聞かせてください。

ニールセン SheBelieves Cupは、チームとして試合に向かう姿勢の変化を求めた大会でした。戦術的に変更した部分があり、トレーニングの時間が少なかったので不安もありましたが、選手たちが新しいことに喜んでチャレンジしてくれたからこそ、優勝という結果を残すことができたと思います。


新体制で最高の滑り出しを見せたなでしこジャパン。今後の躍進にも期待がかかる

――欧州でプレーする選手を中心に23人の選手を招集しました。選考において重視したポイントは何ですか。

ニールセン 日本やアメリカの選手がプレシーズンやリーグ中断期間だったこともあり、シーズン中の欧州組を中心に選びました。アシスタントコーチのリア・ブレイニーさんと私は欧州を拠点にしているので、ある程度、視察することができました。ほかのスタッフとは、オンラインで選手の情報を共有していました。日本には素晴らしい選手がたくさんいます。SheBelieves Cupと4月6日の国際親善試合を通して、いろいろな選手を試したいと考えています。

――SheBelieves Cupに向けて、選手との個別面談ではどのような話をされたのですか。

ニールセン まず、選手やスタッフに「安心して自分のパフォーマンスを出してほしい」と伝えました。個別面談では、選手が困っていること、「どんなとき不安になるか」ということなど、フットボール以外のことも話しました。それぞれがチームの一員であると認識してもらうことで喜びを共有し、一緒に夢を叶えられると思っています。日本人の長所は謙虚さだと感じていますし、選手もスタッフも世界一になるためにどれだけ努力すべきかを理解しています。だからこそ、私は恐れることなく「世界一」という目標を掲げることができますし、選手にも自信を持って世界一を目指してもらいたいです。

――大会では、主導権を握って試合を運ぶことを一つのテーマに掲げていました。3試合ともボール保持率やシュート数で相手を上回りました。短期間でコンセプトを体現できた要因は何だとお考えですか。

ニールセン 守備がしたくてサッカーを始める子どもは、そういないでしょう。誰しもがボールを持ってプレーしたい、点を取りたいという思いを抱いていたはずです。その点、日本の選手たちにはインテリジェンスやボールを保持する技術が備わっているので、「自分の長所を恐れずに示してほしい。あなたたちならできる」と伝えただけです。

戦術的にも、難しいことは求めませんでした。最も重要なことは、ボールを持っているときだけでなく、そうでないときも主導権を握ることです。これまでは相手を待ち構えて守ることが多かったと思いますが、SheBelieves Cupでは相手の長所を奪うためにプレスをかけました。3試合を通じて、ピッチのあらゆる場所でプレスの強度が上がったというデータも取れています。


ニールセン監督体制の初陣となったオーストラリア戦。無失点で見事な勝利を挙げた

――守備時はインサイドハーフの選手が前線に出て、2トップのような形でプレッシャーをかけるなど、フォーメーションの変化も見られました。

ニールセン 注力したのは「相手の長所をいかに消すか」ということです。相手によって布陣を変えることもありましたが、それは試合の序盤だけ。試合中はピッチ外からコミュニケーションを取ることが難しいので、選手が試合の流れを把握して、自分たちでコミュニケーションを取って(布陣を)変えることも重要です。

今回は前線の選手が守備のタスクを懸命にこなし、ある程度自分たちが誘導したい方向にプレスをかけてくれたので、チームとしてボールが奪いやすかったと思います。最前線の田中美南選手も献身的にプレーしてくれましたが、どれだけ素晴らしい選手でも背中に目はついていない(全てを見ることはできない)ので、いかにチームとして戦うかが鍵になります。その点は今後、さらに改善されると期待しています。


2025 SheBelieves CupのMVPに輝いた田中選手。攻守にわたって存在感を示した

――アメリカ戦では13年ぶりとなる勝利を挙げました。

ニールセン 何より大事なのは、相手を恐れないことです。アメリカと日本はサッカーのスタイルが異なります。アメリカが常にストロングポイントを出そうとするように、日本もどれだけ自分たちらしくあるかを意識した上で試合に臨むことが重要です。入念に準備することで日本はより強くなりますし、いつかアメリカをナンバーワンの座から引きずり下ろすようなチームをつくりたいと思っています。

――SheBelieves Cupでは、試合ごとにキャプテンを代えました。

ニールセン キャプテンマークを巻くことがプレッシャーになり、プレーに影響を及ぼす選手もいるので慎重に見極めるべきだと考えています。新体制になって日が浅いですし、私のやり方に慣れてない選手もいるかもしれません。もう少し時間をかけてキャプテンを選んでいきたいと思っています。

――あらためて、SheBelieves Cupでの収穫と課題を教えてください。

ニールセン プレスの強度をはじめ、過去の大会に比べてデータ的に改善されていた点は収穫の一つです。選手が各々のタスクに前向きに取り組んでくれたことも喜ばしいですし、彼女たちには試合の流れを読む力が備わっていると再認識しました。スタッフも自分たちがすべきことを満遍なくやってくれました。これからも同じような姿勢で取り組めば、再び世界一になれると確信しています。

今後の課題は、自分たちの持ち味を忘れず、なおかつ謙虚に戦うこと。そしてチームの団結力をさらに磨くことです。ステークホルダーや選手が所属する各クラブにも協力していただくことで、チームづくりはさらにスムーズになります。あとはいかに国民の皆さんを巻き込んでいけるかだと思います。

――4月6日の国際親善試合は、新生なでしこジャパンの国内での初戦となります。どのような試合を見せたいですか。

ニールセン 主導権を握って自分たちの長所を発揮することと、相手の長所をいかに消すかという部分にフォーカスしていきたいと思っています。選手たちには、サッカーへの愛をプレーで表現してほしいですし、その姿が見にきてくださる方々にも良い影響を与えるでしょう。対戦相手のコロンビアには、リンダ・カイセド選手(レアル・マドリード)とマイラ・ラミレス選手(チェルシー)というワールドクラスの選手がいるので、見応えのある試合になると思います。われわれもチーム全員がスターになれるような試合をしたいですし、彼女たちを満員のスタジアムで応援していただければ、選手たちも一層輝くはずです。

――最後に、今後の展望をお願いします。

ニールセン 一歩一歩、着実に進んでいくことが重要です。直近の目標は来年のAFC女子アジアカップで良い成績を収めること。そこで結果を残さなければ、2027年のFIFA女子ワールドカップや28年のオリンピックは見えてきません。毎回のトレーニングキャンプで少しずつ、着実に成長して、より強いチームになっていきたいと思います。


「選手にも自信を持って世界一を目指してもらいたい」と語るニールセン監督

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