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ユニバーシアード日本代表、開催国のイタリアとのPK戦を制し2大会連続の決勝戦へ

2019年07月12日

ユニバーシアード日本代表、開催国のイタリアとのPK戦を制し2大会連続の決勝戦へ

ユニバーシアード日本代表は7月11日(木)、2大会連続の決勝進出を懸けて開催国のイタリアと対戦しました。

立ち上がりから果敢にイタリアゴールに攻め込む日本でしたが、24分にはパスミスからCKを献上。その流れからオウンゴールで失点してしまいます。今大会で初めて先制点を許した日本でしたが、28分には金子拓郎選手からのパスを受けた小柏剛選手が左サイドからペナルティエリア内にカットイン。マイナスのパスをゴール前に送ると、児玉駿斗選手が滑り込むようにして右足をあわせて同点に追いつきます。43分には小柏選手が強烈なミドルシュートを放ちますが、これは惜しくもバーの上に。なかなか追加点を挙げられません。逆に前半のアディショナルタイムには、イタリアのセットプレーが連続しますが、これはGKの阿部航斗選手がファインセーブで防ぎ、前半は1-1のまま終了しました。

日本は前半同様、後半も主導権を握って試合を展開します。すると58分、明本考浩選手のロングフィードに小柏選手が反応。そのまま相手DFを抜き去ると、GKとの1対1を制してシュートをゴール右隅に流し込みます。日本はついに逆転に成功。さらにその4分後の62分、明本選手のパスを受けた金子選手が、鮮やかなミドルシュートを決めて3-1とリードを広げます。2点差をつけた日本は68分、金子選手を下げて中村帆高選手を投入。さらに77分には林大地選手に代えて森下龍矢選手をピッチに送り出すなど、守備力の高い選手を入れて守りの強化を図ります。しかし79分にはフリーキックからヘディングを決められて失点、3-2と追い上げられます。1点差に詰め寄ったことでイタリアは息を吹き返し、スタンドの応援もイタリアの攻撃を後押しします。日本は冷静に対応し、84分には小柏選手、85分には森下選手が決定機を迎えますが、いずれもゴールをわずかに逸れて追加点とはならず、イタリアを引き離すことはできません。試合はアディショナルタイムに突入し、終了間際の90+4分、中村帆高選手がペナルティエリア内でハンドのファウルをとられ、イタリアにPKを与えてしまいます。イタリアはこのPKをきっちり決め、スコアは3-3に。ほどなく終了のホイッスルがなり後半が終了。規定により延長戦は行われず、勝負はPK戦にもちこまれることになりました。

先攻となった日本は2人目のキッカー、明本選手が相手GKに止められるものの、その後のイタリアのキッカーが大きく枠を外してタイスコアに。その後は両チーム順調に決めて6人目に突入します。日本は森下選手が成功させますが、イタリアはその後のキッカーのシュートがポストを直撃、日本の2大会連続の決勝進出が決まりました。

決勝戦は現地時間7月13日(土)の21:00に行われ、ブラジルと対戦します。ユニバーシアード競技大会では最後となるサッカー競技の“最後の金メダル”、前回大会に続く二連覇と7度目の優勝を目指し、日本は大会ラストマッチに臨みます。

監督・選手コメント

松本直也 監督
準々決勝で韓国には勝ちましたが、準決勝のイタリア戦もアウェーの状況で、大変厳しい戦いになるとは思っていました。ただ、イタリアも日本同様ターンオーバーでメンバーを組んできたので、やりやすい部分はありました。いい形でボールを保持できていたし、3点を取る攻撃力は非常によかったです。小柏選手のように、日本人独特の小さくてもスピードがあるという特色を活かしてよく戦ってくれたと思います。イタリアにやられるとしたら、セットプレーかロングボールだろうと警戒はしていたのですが、試合終盤になると日本も疲れてきて、対応ができなくなってしまいました。最後のハンドは仕方ないと思いますが、よくPK戦で勝ってくれました。決勝戦は互いに4試合を戦ったうえでの総力戦になりますが、幸い日本には累積警告も怪我人もいません。これがこのチームで戦う最後の試合になります。もう一度20人でいい準備をして、優勝を目指したいと思います。

GK #12 阿部航斗 選手(筑波大)
昨日の練習のあと「PK戦の前に試合を決めたい」と言っていたことを実現できなかったのが残念ですし、失点の部分は申し訳ないと思っています。結果的に次に進めたのでほっとしました。会場の(イタリアを応援する)観客の声やブーイングはあまり気にならなかったし、集中はできていたと思います。ただ3-1になった時点での、2点差での試合運びについては反省点があります。自分を含めた後ろの選手が、もう少しコーチングでチームの戦い方を統一することが必要でした。個人的にはアウェーの雰囲気のほうが守れる感覚があって試合前から気合は入っていました。最終的には勝って、地元の観客を黙らせることができてよかったと思います。

MF #20 児玉駿斗 選手(東海学園大)
得点シーンはあまり覚えていないのですが、林選手が前で潰れて自分のところにボールがきたので、思わず体が動いたという感じです。これまで、あのように滑り込むようなシュートはしたことはありませんし、そういう意味では自分らしくないゴールだったと思います。ただ1失点目は、自分のミスで相手にCKを与えてしまったことがきっかけになったので、絶対に点を取らないと、とは思っていました。この大会は大柄な外国人選手が相手になりますから、逆に狭いところでボールを受けるといったような、自分のプレーをもっと出せればいいと思っています。ただ、この大会は個人というよりチーム全体で戦っているので、今日のような試合に勝てたのは本当に大きいです。次の決勝戦も勝って、みんなで優勝の喜びを分かち合いたいと思います。

FW #13 小柏剛 選手(明治大)
相手は外国人選手ということで、ふだん日本の大学サッカーで対戦している選手のようなアジリティーはないと感じていました。ロシア戦のころから自分が縦に突破できるのは感じていましたし、縦に突破すればクロスから点を取れる選手はいるので、今日の試合でも意識して縦に仕掛けました。得点シーンの前に、明本選手とは一度背後に抜けるプレーをしようという話をしていました。明本選手から自分を走らせてくれるボールが出たので、あとは自分のスピードを活かすだけでした。最後はGKとの1対1でかわして、落ち着いて流し込めてよかったです。決勝の相手のブラジルとは、大会前に練習試合をして勝っていますが、そのときとはまた違うチームになっていると思います。次で負けたら意味がないので、隙を見せず、自分たちのやるべきことをしっかりやって優勝したいと思います。

スケジュール

第30回 ユニバーシアード競技大会(2019/ナポリ)
7月5日(金) 3-0 グループリーグ 第1戦 対アルゼンチン代表
(Stadio S.FRANCESCO)
7月7日(日) 4-1 グループリーグ 第2戦 対ロシア代表
(San Mauro Stadium)
7月9日(火) 2-0 準々決勝 対韓国代表
Stadio S.FRANCESCO
7月11日(木) 3-3
(PK5-4)
準決勝 対イタリア代表
(Arechi Stadium)
7月13日(土) 21:00 決勝 対ブラジル代表
(Arechi Stadium)

※時間は全て現地時間です。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

第30回 ユニバーシアード競技大会(2019/ナポリ)

大会期間:2019/7/3(水)~2019/7/14(日)

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