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ニュース

フットサル日本代表候補 過去最長16日間の国内トレーニングキャンプ終了

2021年04月10日

フットサル日本代表候補 過去最長16日間の国内トレーニングキャンプ終了

高円宮記念JFA夢フィールドにて過去最長となる長期トレーニングキャンプを実施したフットサル日本代表候補は4月9日(金)午前中のトレーニングを終えて解散となりました。Fリーグが閉幕してすぐのタイミングで、本来はシーズンオフでしたが、9月にリトアニアで開催されるFIFA フットサルワールドカップに向け、国内で活躍する19名の選手たちが強度の高い充実した16日間を過ごしました。

チーム全体のフィジカルコンディションが上がってきた最後の1週間は実戦に近いトレーニングに多くの時間を割きました。チーム戦術やセットプレーの実践、パワープレー時の数的不均衡での守り方や攻め方など、ブルーノ・ガルシア監督が4年間かけて積み上げてきたものにさらなる磨きを掛けました。初招集となったオリベイラ・アルトゥール選手と毛利元亮選手も常連組の選手とピッチ内だけでなくピッチ外でも積極的にコミュニケーションを取り、フットサル日本代表チームのゲームモデルを理解して果敢にプレーする姿が見られました。

最終日はウォーミングアップ後に紅白戦を実施し、お互いが一歩も引かない展開となりました。今回のトレーニングキャンプを経てコンディションを上げた選手たちはシーズン中に限りなく近いパフォーマンスでインテンシティの高いゲーム展開を繰り広げ、充実感の溢れる中でキャンプを締めくくりました。

監督・選手コメント

ブルーノ・ガルシア 監督
今回のトレーニングキャンプは、シーズン終了後の移行期(オフ)での実施ということで、選手たちのコンディションに大きなばらつきがありました。それゆえいくつもあったテーマの大きなものとして、終わるときには全員のコンディションが揃い、高まっているという目標を掲げていましたが、これは見事に達成できたと評価しています。もちろんそれだけでなく、技術、戦術面、心理面それぞれの部分も計画通りに着実に積み上がり、チーム内競争の視点からも互いを刺激しあうという効果も見られた、非常に実り多きキャンプとなりました。今回の長期キャンプの実現にお力添えくださった全ての皆さまに感謝申し上げます。

GK ピレス・イゴール 選手(ペスカドーラ町田)
今年で41歳になるので、若い選手についていけるように常に自分をプッシュしています。そして毎回代表に呼ばれるときは、最後なのかもしれないと思い、結果を残せるように頑張っています。今回のトレーニングキャンプは普段の期間に比べて長いものでしたが、とても貴重な時間になりました。どのように改善できるかを常に考えて、チーム一丸で良いプレーができたと思います。ワールドカップに向けて引き続き頑張りたいと思います。

FP 仁部屋和弘 選手(バサジィ大分)
まずはこのキャンプを開催するにあたってご協力いただいた全ての方に感謝したいです。ありがとうございました。16日間のキャンプは、毎回のトレーニングで良い部分、良くない部分もあり、その中で沢山の学びや、気づきがあり楽しく充実した期間になりました。ここからが本当の勝負だと思います。毎日100パーセントで出し切りたいです。そしてワールドカップへ向けて前進していきたいです。

FP 八木聖人 選手(名古屋オーシャンズ)
はじめに、代表活動を行うことができ、無事16日間のトレーニングキャンプを終えることができたことにたくさんの関係者の方々に感謝申し上げます。9月にワールドカップがある中でこの16日間は重要なものでした。とても良いトレーニングをすることができ、充実したキャンプにすることができました。このキャンプでの強度やマインドをワールドカップまで続けることができれば必ず成果がでると思いますし、個人としては必ず成長できると思うので自チームに戻っても継続していけるようにしていきたいです。

FP 石田健太郎 選手(バルドラール浦安)
まずは無事にこのトレーニングキャンプを終えることができたことを、本当に沢山の方々に感謝したいです。ワールドカップに向けて代表チームとしても個人としても本当に充実したキャンプになりました。チームに戻りまたアピールできるように頑張っていきたいと思います。

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