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SPORT FOR TOMORROW 日本・中央アジア U-15サッカー交流大会レポート(3/26)
2015年03月27日
交流試合2日目も、晴天の下で熱い試合が繰り広げられました。各チームともピッチや気候に慣れてきたようで、アグレッシブなプレーが展開されています。中央アジア勢はフィジカルを活かした当たりの強さや、縦への鋭い攻撃で何度も日本チームのゴールに迫り、日本勢を苦しめる場面も多く見られました。
各国の選手たちはみな、自国を代表して戦っているという意識が強く、このようなタイプのチームとの対戦は日本のチームにとっても今後に向けた重要な経験となるでしょう。また、日本サッカー協会 田嶋幸三副会長、原博実専務理事、山口隆文技術委員長(育成担当)が視察に訪れ、各国の代表チームの来日を歓迎しました。
選手コメント
クーキャン・ザビホラ・サマド 選手(U-15イラン代表)
本日の試合(VS.U-15日本代表)を振り返り、昨日の試合(VS.U-15アフガニスタン代表)では時差や疲労のため満足のいくプレーが出来ませんでしたが、今日のU-15日本代表戦では環境に慣れたこともあり、監督の指示を良く理解し、またそれを高いレベルで遂行することが出来たと思います。良い動き、いいプレーが出来ました。日本代表は間違いなく最も組織だったチームであり、そのチームに勝利したということは、私たちの目指す目標に近付いていることだと感じています。今回、私たちのグループBは全てが強いチームのため、監督と選手がチーム一丸となって今後の試合に臨んでいきたいと考えています。全力を尽くします。今回の大会では日本の文化、また日本の方々に触れて、貴重な経験が出来ています。交流試合の運営もとてもスムーズに進行されていて、大変勉強になっています。
メリスベコフ・アザマット 選手(U-15キルギス代表)
昨日の試合(VS.U-15トルクメニスタン代表、VS.FC東京U-15深川)と本日の試合(U-15タジキスタン代表、VS.JFAアカデミーU-15)を振り返り、メンバーは全員気持ちを高め、一生懸命戦うことができたと思っています。日本のチームはアジリティに優れ、また組織だったコンビネーションプレーのレベルが高かったです。私たちは今大会に向けてとても多くの練習をこなしてきましたが、JFAアカデミー戦では自チームのいい部分であるボール保持時のゲームコントロール、またポジショニングの良さも出すことができました。まだ反省点も多くありますので、日本のチームのコンビネーションプレーを見習い、次は試合をコントロールしていきたいです。日本には初めて来ましたが、この国を訪れることが出来てとても幸せです。代表選手として多くの国を訪れましたが、皆さんがとても温かく迎え入れてくれ、また清潔で環境の素晴らしい日本は特別だと思っています。私たちも見習いたいと思います。
田村祐二朗 選手(JFAアカデミー 福島・熊本宇城 U-15 )
この2日間を終えて一番感じたことは、この年代でも国の代表という大きな責任を背負っているため、試合に対する気持ちが全然違うということです。例えば初戦は4点先制したにもかかわらず1点差にまで追い上げられたり、今日の試合ではシュートに対して最後まで足を出して止めにくるなど、球際の強さや勝負へのこだわりなどを強く感じました。そのような気持ちはとても自分たちの刺激になりました。残り少ない時間ですが、この中央アジア交流大会を充実したものとし、チームとしても個人としても成長できるようにしていきたいです。
※日本・中央アジアU-15サッカー交流大会
本年より開催する日本と中央アジア諸国間のユース年代のチームを招聘したサッカー交流大会。日本国政府が主導する国際貢献策「SPORT FOR TOMORROW」プログラムの一環として、日本スポーツ振興センターの支援を受けて実施。
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日本・中央アジアU-15サッカー交流大会参加チーム
グループA | グループB |
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U-15タジキスタン代表 FC東京U-15深川 U-15キルギス代表 U-15トルクメニスタン代表 JFAアカデミー(福島・熊本宇城)U-15 |
U-15ウズベキスタン代表 京都サンガF.C.U-15 U-15アフガニスタン代表 U-15イラン代表 U-15日本代表 |