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U-16/U-19モンゴル女子代表の強化合宿を受け入れ(7/2~7/11@松島フットボールセンター)
2018年07月25日
外務省の「スポーツ外交推進事業」の一環として、U-16/U-19モンゴル女子代表のトレーニングキャンプを7月3日(火)から7月11日(水)までの9日間、宮城県松島町の松島フットボールセンターで受け入れました。今回のキャンプは、9月中旬から開催予定のAFC U-16女子選手権予選および10月に開催予定のAFC U-19女子選手権予選に向けた事前準備を目的とし、期間中は合計で7試合のトレーニングマッチを実施しました。
また、トレーニングキャンプ前の2日(月)には、外務省の表敬訪問や東京観光を行い、松島町滞在中は、町役場表敬訪問や東日本大震災の被災地を訪問するなど、日本文化や歴史に触れる機会もありました。
トレーニングマッチの結果は以下の通りです。
7月5日(木) | ○ 7-2(0-1、2-0、0-1、5-0)/20分×4本 | vs 宮城フェニックス |
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7月5日(木) | ● 0-5(0-4、0-1)/45分×2本 | vs 聖和学園 |
7月7日(土) | ● 0-11(0-6、0-5)/40分×2本 | vs 常盤木学園 |
7月8日(日) | ● 1-12(0-8、1-1、0-3)/30分×3本 | vs 松島中学校(男子) |
7月8日(日) | ● 0-1(0-1、0-0、0-0)/30分×3本 | vs F.H.T.ペアース |
7月9日(月) | △ 0-0/40分×2本 | vs 東北生活文化大学高校 |
7月10日(火) | △ 2-2(2-0、0-2)/40分×2本 | vs 明成高等学校 |
モンゴルサッカー連盟技術委員長コメント
Shoovookhoi Jargalsaikhan 技術委員長
日本に来るのは初めてです。日本サッカーの強さについて情報は持っていましたが、経験するのは初めてでした。9日間集中した練習ができて、とても嬉しく思っています。キャンプ期間中は合計で7試合と14回の練習を行いました。チームにとっては、かなりの運動量だったと思います。ゴールキーパーには、仙台大学女子サッカー部の黒澤監督に練習を行っていただき、感謝しています。JFAの木村浩吉インストラクターによる練習も選手にとって貴重な経験になりました。日本で過ごした10日間は今後の大会の結果に繋がると思います。
監督・選手コメント
壱岐洋治 監督
今回は外務省、日本サッカー協会、宮城県サッカー協会のご支援により、本当に実りあるキャンプができました。チームは来日前と比べると数段にレベルアップしました。ゴールキーパーも、研修会を3回実施したことで自分たちが成長できたと大変喜んでいました。サッカーの面だけでなく、被災地訪問や観光をすることで、見聞を広めることができたと思います。選手たちはこの年齢で外国での滞在を経験し、いろいろな意味で人間として成長できたのではないかと感じています。今年は、9月にAFC U-16女子選手権予選、10月にAFC U-19女子選手権予選が行われますが、それぞれの大会で少しでも良い成績を収めることができるよう頑張っていきます。綿密な準備、また温かいおもてなしをしていただき、心から感謝しています。
Ulziibayar Badamkhatan 選手(キャプテン)
今回の合宿を通して、自分の成長を感じることができて、とても嬉しいです。木村浩吉さんに行っていただいたトレーニングや、黒澤さんによるゴールキーパーの練習は本当にためになりました。普段と違うコーチに指導いただいたことは新しい発見に繋がりました。また多くの強化試合を実施することができて嬉しく思います。毎回少しずつ成長していることを実感できました。練習試合だけでなく、日本の文化や生活リズムにも触れることができました。日本人はとても礼儀正しくてびっくりしましたが、私も見習わないといけないなと思いました。初めて日本を訪れた選手もたくさんいますが、日本文化との触れ合いは、私たちを良い方向に変えてくれるのではないかと思っています。
Byambatsetseg Munkhzul 選手
初めて日本に来ましたが、毎日楽しく過ごすことができました。ゴールキーパーとして、黒澤監督にたくさんのことを教えていただき嬉しかったです。新しい技術を覚えたことで、自分に自信が持てるようになりました。ゴールキーパーの役割や出るタイミングについて細かいところまで教えていただき、感謝しています。
AFC加盟協会の日本でのキャンプ受入れ
日本サッカー協会では、日本でのキャンプ実施の要請があった場合、トレーニングマッチのアレンジを含めた受け入れ手配全般をコーディネートし、各国協会のチーム強化をサポートしています。
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