”夢”へのリベンジ、掴みかけた”新しい景色”
ブラジル大会後、監督に就任したハビエル・アギーレ氏が半年で契約を解除。
後任のヴァイッド・ハリルホジッチ氏のもと、初戦黒星スタートになり苦しみながらもワールドカップ出場権を獲得するも、開幕2ヶ月前に西野朗氏に監督交代。
6大会連続で”夢の舞台”への挑戦権を得たものの、これまでとは違った苦しみを抱きながら、4年前の雪辱を晴らす舞台へ挑むことになった。
グループステージ初戦の相手は、4年前、”夢”への挑戦に終止符を打ち”現実”を突き付けられた相手コロンビア代表。
開始早々に日本代表がPKを獲得、これを香川真司選手が決めて先制点を奪うと、その後に同点ゴールを許したものの、途中出場した本田圭佑選手のCKから大迫勇也選手が勝ち越しゴールを奪って2−1で勝利する。ワールドカップの歴史上、アジア勢が南米勢に初めて勝利したという歴史的な一勝を、4年前に悔しさを味わった選手たちが結果を出して奪ったことで、日本のボルテージは最高潮に達した。
その勢いは第2戦セネガル代表との試合にも引き継がれ、二度のリードを許す苦しい展開になりながらも、乾貴士選手と本田選手のゴールによって2−2に持ち込み勝ち点を伸ばすと、第3戦ポーランド代表との試合を0−1で落とすも、警告や退場数によるフェアプレーポイントによってグループステージ突破を果たす。
ベスト16の壁を越えて、”新しい景色”へー。
相手は当時FIFAランキング3位、グループステージも全勝で突破してきた優勝候補、ベルギー代表。
日本代表が圧倒的不利と目された一戦は、世界中が熱狂する試合となった。前半をスコアレスで折り返した後半開始早々、原口元気選手と乾選手が立て続けにゴールを奪い、日本代表が2−0とリードを奪う。
このまま行けば初のベスト8進出、そして更にその先へと、4年前に途絶えた”夢”が再び蘇った展開に日本中が熱狂したー。
しかし、”現実”はまたしても残酷だった。
立て続けに2点を奪われ、同点で迎えた後半アディショナルタイム、日本代表のCKが阻まれ、チャンスから一転ピンチに転ずると、そのままカウンターを決められ失点。
2−3と逆転勝利を許し、ロシアの地での挑戦は『ロストフの14秒』によって幕を下ろされた。
選手一覧
PLAYERS
ユニフォーム
JERSEY
フォトギャラリー
PHOTO GALLERY
大会結果
RESULT
GROUP STAGE Group H
順位 | チーム名 | 勝点 | 勝 | 引 | 負 | 得失点 | 得点 | 失点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | コロンビア | 6 | 2 | 0 | 1 | +3 | 5 | 2 |
2 | 日本 | 4 | 1 | 1 | 1 | ±0 | 4 | 4 |
3 | セネガル | 4 | 1 | 1 | 1 | ±0 | 4 | 4 |
4 | ポーランド | 3 | 1 | 0 | 2 | -3 | 2 | 5 |
グループステージ突破
大会情報
優勝: | フランス | MVP: | ルカ・モドリッチ(クロアチア) |
準優勝: | クロアチア | 得点王: | ハリー・ケイン(イングランド)6得点 |
3位: | ベルギー |
- 優勝
- フランス
- 準優勝
- クロアチア
- 3位
- ベルギー
- MVP
- ルカ・モドリッチ(クロアチア)
- 得点王
- ハリー・ケイン(イングランド)
6得点
公式試合球
テルスター18(TELSTAR18)
1970 年メキシコ大会で初登場したアディダス史上初の FIFA ワールドカップ公式試合球である『テルスター(TELSTAR)』からインスピレーションを得ており、メタリックプリント技術を活用した正方形柄(ピクセル)が組み合わされたデザインはデジタル時代を象徴しています。