JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 指導者 > 最新ニュース一覧 > S級コーチ養成講習会2021 Module2・短期講習② 受講者レポート Vol.4

ニュース

S級コーチ養成講習会2021 Module2・短期講習② 受講者レポート Vol.4

2021年06月11日

S級コーチ養成講習会2021 Module2・短期講習② 受講者レポート Vol.4

集合講習のみで実施する予定だったmodule2ですが、千葉市のまん延防止等重点措置が延長されたため会場とスケジュールを変更して実施しました。1週目は鹿島ハイツでの短期講習、2週目・3週目はオンラインでの講義となります。大幅にスケジュール変更をしての講習会開催にあたりましては、サポートプレーヤーを派遣していただいた明海大学をはじめ多くの方々のご理解ご協力をいただきましたことを心より感謝申し上げます。
Module2 1週目は日程を1日追加した5日間で、感染予防対策を取りながら熱中症にも注意を払い、終日指導実践を行いました。
Module1最終日に抽せんで決まった新たなグループで、各自が担当するテーマも、スパーリングチームのシステムも変わりグループ全員がテーマと向き合いながら5日間を過ごしました。

Module2・短期講習②

期間:5月31日(月)~6月4日(金)

5月31日(月) 午後 ガイダンス、グループワーク、指導実践、グループワーク
6月1日(火) 午前 指導実践、ディスカッション
午後 指導実践、ディスカッション、グループワーク
6月2日(水) 午前 指導実践、ディスカッション
午後 指導実践、ディスカッション、グループワーク
6月3日(木) 午前 指導実践、ディスカッション
午後 指導実践、ディスカッション、グループワーク
6月4日(金) 午前 指導実践、ディスカッション、ガイダンス

コメント 

樹森大介さん(水戸ホーリーホック)
まずはコロナ禍で講習会を開催するために尽力していただいた多くの方々に感謝を申し上げます。

Module1を4月に終え、5月31日からスタートしたModule2の短期講習②は、千葉県のまん延防止等重点措置が延長にされたことにより、会場を夢フィールドから鹿島ハイツに移し、当初の予定から大幅にスケジュールも変更し、指導実践をメインとしての活動になりました。鈴木淳チーフインストラクターからS級コーチ講習会の養成目標である「プロチーム、選手へのトップレベルの指導が出来る」などの言葉や、近年のS級ライセンス取得者が次々とJリーグの監督に就任している現状も知り、改めて身が引き締まりました。

そして今回のメインである指導実践は、前回同様に4人組で監督、コーチ、GKコーチ、フィジカルコーチの役割を分担し、コーチングスタッフのリレーションシップ、コーチらしさも意識し取り組みました。監督の戦術を理解し、様々なシュチュエーションを想定し、議論を交わしながらメニューを作成していきますが、イメージが共有できない場合ももちろん有り、活発な意見交換も行い、トレーニングを構築していきます。指導案作成には毎回時間をかけて議論するため、時間が経つにつれ距離感も近づき、家族、仕事、昔話などのサッカー以外の話も多くなり、楽しい時間も増えていきます。そんな中、グループ毎に練られたトレーニング計画のアイディアからは、多くの気づきと学び、そしてたくさんのヒントを得られます。今回、1-3-4-3のシステムを採用している相手に対して各々のテーマに沿って指導案作成を行いましたが、前提作りの相手チームの動きや自チームの想定外の現象に戸惑ってしまう、具体的に提示が出来ていない、反復回数はどうかなど、それぞれ多くの壁にぶつかりながらもチャレンジすることができました。更にインストラクター、受講生の仲間から様々なフィードバックをいただき、議論を重ねてきた事以上の問題点も浮き彫りになるなど、多くの気づきと刺激をもらえる充実した時間になりました。これからも積極的に学び、積極的にチャレンジして多くの知識と経験を積み上げ、選手が成長できるよう精進していきます。

最後に今回、5日間の指導実践に積極的に取り組んでくれた、サポートプレーヤーの明海大学サッカー部の皆様、本当にありがとうございました。そしてこれからも仲間と共に成長していける時間になるよう意欲的に取り組んで行きます。

次週は、金正訓さん(カマタマーレ讃岐)よりレポートします。

  • toto
  • この事業はスポーツ振興くじの助成金を受けて行っています。
関連情報
アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー