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JFA公認指導者研修会[中学校体育サポート研修会] 県サッカー協会主催として岩手県で初開催
2023年02月21日
JFA公認指導者研修会[中学校体育サポート研修会]が、県サッカー協会主催としては初めて、2月4日(土)に岩手県サッカー協会で開催されました。この研修は岩手大学公開講座にもなっていて、中学校の先生だけでなく、大学生も含め、41名の受講がありました。今後も全国各地での公認指導者研修会として展開していきます。
講師コメント
鎌田安久(JFA中学校体育サポート インストラクター)
極寒の雪深い2月岩手での開催となりましたが、県内外から41名の方に参加いただきました。JFA公認指導資格を持った中学校教員をはじめ、小学校や高校の教員、育成年代の指導者の方々、またバスケットボールや陸上競技専門の中学校教員の方にも参加いただき、JFA中学校体育サポートの考え方を共有することができました。岩手県サッカー協会を皮切りに、これから全国のFAに広がってほしいと思います。
主催協会スタッフコメント
出口忠一 氏(岩手県サッカー協会 FAコーチ)
2月の寒い時期でしたが、幅広い年代の指導者、サッカー以外の競技を専門としている指導者、多くの方に参加いただきました。みなさん、積極的に活動され、楽しみながら多くの学びがあり、JFA中学校体育サポートの考え方を理解いただけたと思います。新しいカリキュラム、指導者間の交流など、貴重な機会となりました。次年度も開催していきたいと思います。
受講者コメント
宮田昭平 さん(宮古市立第一中学校)
サッカー専門の人もそうでない人にもわかりやすい内容だったと思います。自分の専門は理科ですが、単元構想や授業づくりの視点も勉強になりました。教員向けとなってはいますが、岩手県と日本サッカーの未来のためにも、多くの人に学んでもらいたいと思いました。
山火隆平 さん(奥州市立水沢南中学校)
授業ではなく部活動の指導をしていますが、今回の内容はサッカー指導全体に通ずる部分が多くあり、大変参考になりました。部員に初心者が多いため、研修内容、いただいた教本を活用して、サッカーの楽しさを第一にプレーさせたいと思います。
倉本雅仁 さん(宮古市立第一中学校)
運動からやや離れていたので、実技はややハードでしたが、私自身楽しみながら学ぶことができました。岩手大学附属中学校の先生のコメント(映像)や、教本作成に携わった鈴木先生からの話もあり、教科外の私も多くの視点で学ぶことができました。部活動指導や特設部等の校内活動にも活かせる内容も多くありました。声がけやフリーズも参考にしたいと思います。
佐々木はるひ さん(北上市立和賀東中学校)
おそらく未経験者は私1人だけでしたが、優しく声をかけてくれて、とてもありがたく、参加しやすかったです。ゲーム中の声のかけ方が具体的で、未経験者でもなんとかポイントを意識して動くことができました。参考にします。
菊池光 さん(奥州市立水沢中学校)
実技は若干疲労してしまい、ケガの不安におびえながらの実践でしたが、とても参考になりました。今まで体育で、サッカーを授業でやることを遠慮していましたが(足で扱うことが難しいため)、これからは積極的に行ってみようと思いました。
三善寛登 さん(北上市立北上中学校)
B級ではやらなかった、初心者へのアプローチやサッカーの基本的な考え方を改めて学ぶことができました。サッカーは幼児からでも始められるスポーツであり、誰にとっても親しみやすいものであるという捉え方が印象に残りました。
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