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JFAハウスで女性対象のキッズリーダー講習会を開催

2018年03月12日

JFAハウスで女性対象のキッズリーダー講習会を開催

3月8日(木)にJFAハウスで女性を対象としたキッズリーダー講習会(U-6)を開催しました。国連の世界女性デーのこの日はアジアサッカー連盟がAFC女子サッカーデーとしても定めており、アジア各地で様々なイベントの開催を推奨しています。

初の試みとなる今回の講習会には、日本サッカー協会やJリーグなどJFAハウス在勤者を中心に、さらには文京区役所や近隣の小学校関係者も含め、総勢26名が参加しました。JFAキッズリーダープロジェクトの秋庭武彦インストラクターも「これまで多くのコースのインストラクターを務めてきたが、女性だけのコースは初めて」とのことでしたが、講義のディスカッションでは女性ならでは、お母さんならではの意見も出され、また、実技ではサッカー経験者、未経験者にかかわらずのびのびと、活き活きとボールを蹴る姿がみられ、コンパクトな時間の中で充実したコースとなりました。

インストラクターコメント

秋庭武彦 さん
世界女性デー並びにAFC女子サッカーデーを記念する「キッズリーダー(U-6)養成講習会」の講師を担当させていただきました。サッカーとの「出会い」を創出し、子どもたちの元気な笑顔を増やしたい。好奇心(やってみたい)を刺激し、楽しい!もっとやりたいという気持ちを大きく育みたい。このような趣旨の中、参加者全員が熱心かつ直向きに講習会に取り組む姿が印象的でした。これを機会に、女性のサッカー指導者、大人の理解者が増え、キッズプログラムに積極的に参加していただくことを期待いたします。ありがとうございました。

受講者コメント

藤野早苗 さん
JFAの普及事業自体は知っていましたが、U-6以下の子供たちに対してどのように指導者が接するのか興味があり、参加させていただきました。子供たちを飽きさせないように、子供目線でのゲーム運びや、ケガをしないようにするアドバイスと、インストラクターの方々が、子供たちが外遊びの延長でサッカーが好きになるように創意工夫されていることが感じられました。そして、勝ち負けや大人の価値観ではなく、出来た!とうい達成感を味わい褒めて、またやりたい!と気持ちにさせ自分も一緒に楽しむことが普段からとても重要だと思いました。普段は、大人目線でのサッカー観戦しかしていませんでしたが、子供目線でプレーしてみて、ボール1個でも楽しめることがわかったので、まずはボール遊びからやってみようと思います。

生島美佐緒 さん
世界女性デーとAFC女子サッカーデーに合わせて開催されたキッズリーダー講習会に参加させていただく機会を得ました。参加者はもちろん全員女性でした。男性の講師の方から「こんなに大勢の女性が受講するのははじめてです」というコメントをいただきました。このコメントにより、指導者はまだ男性が多いのだな、と実感しました。また、このような講習会をきっかけに女性が指導者としての知識を得て経験を積むことは、小さな子供たちがサッカーというスポーツにはじめて触れるときにきっと役に立つと思いました。世の中には男性と女性がいるのですから、子供たちが両方からサッカーを習うことがむしろ当然なのではないかと思います。個人的には「子供たちのサッカーを大人のサッカーにしない」という言葉が大きな気づきになりました。サッカーに限らず大人の都合や好みをついつい子供たちにおしつけているのではないか、と反省しました。サッカーに限らず子供たちがのびのびと楽しんで何かに打ち込むことができる環境を提供することが大人の責任であるということを学びました。

実技は秋庭インストラクターからたくさんの楽しいアップの方法やボールを使った練習や試合の方法を学びました。汗もかなり出て、たくさん運動しました。世界女性デーとAFC女子サッカーデーにこのような講習会が開催されることはとても意味があることだと感じた一日でした。

大野真歩 さん
サッカー指導に興味があり、まずはキッズから知ろうと思い参加しました。最初の講義では、自分たちが幼い頃と今の子どもたちとの遊びの違い等を隣席の方とディスカッションをしたり、U-6の子どもたちの特性を踏まえた接し方を学んだりしました。その後の実技においては、子どもたちの神経発達に必要な様々な動きを取り入れたボール遊びを体験しました。受講した感想としては、サッカー指導に興味がある人だけでなく、キッズ年代のお子さんを持つご両親であったり、子どもたちに関わる仕事をしていたり、これからしようと思っている人など対象者は多岐に渡る印象でした。

普段は男性と女性を分けることなく講習会が開かれているようですが、昨日は、国際連盟の世界女性デー及びAFC女子サッカーデーでもあったため、受講者は全員女性で、ママさんも多くいらっしゃり、普段のお子さんとの接し方など参考になるお話も聞くことができました。「指導」という大げさなことではなく、子どもたちを楽しませる術を学ぶという意味で気軽に参加できる講習会なので、より多くの方に受講して欲しいと思いました。主役は子どもたちであり、子どもたちが楽しめて、成長を促せるような環境をつくっていくこと、それこそがキッズリーダーの役割である「子どもたちの笑顔をつくること」に繋がるということを大切にしていきたいと思います。

別所尚実 さん
3月8日(木)世界女子デーで女性対象ということもあり、初めてキッズリーダー講習会に参加しました。講義では、キッズリーダーに必要な心得や最低限知っておくべき大切なことなどを教えて頂きました。実技は講師の方がとてもわかりやすく指導してくださり、身体を動かすことの楽しさを改めて実感できました。一緒に受講した皆さんとゲームをしたりしながらボールを蹴ることができて、とても楽しかったです。また機会があれば参加したいと思います。ありがとうございました。

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