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EXILE CUP 2019 決勝大会 センアーノ神戸ジュニアが579チームの頂点に!

2019年09月20日

EXILE CUP 2019 決勝大会 センアーノ神戸ジュニアが579チームの頂点に!

EXILE CUP 2019 決勝大会が9月15日(日)に愛媛県今治市のありがとうサービス.夢スタジアムで行われました。
6月から行われた予選大会には、過去最多となる579チーム、5017名が参加し、各地区の代表チームと、決勝大会開催地域枠を合わせた12チームが全国一を目指し、ありがとうサービス.夢スタジアムに集結しました。
開会式には、スペシャルサポーターのEXILE USAさん、アドバイザーの岡田武史さん、ラモス瑠偉さん、E-girlsの武部柚那さん、Happinessの川本璃さん、MABUさんが来場し、エールを送りました。岡田氏は大会が10年続いている事や年々レベルがあがっている事を称賛し「LDHがある限りEXILE CUPは不滅です」と断言しました。
開会式の抽選会で予選リーグの組み合わせが決まり、6チームずつ2ブロックに分かれて総当たり戦を行い、各ブロックの1位チームと、2位チームが準決勝へ進出します。

第一試合開始18秒、オオタフットボールクラブ(中国大会代表)のゴールを号砲に決勝大会の幕が上がると、各コートでも白熱した試合が続きました。目を引いたのは、FCヴォルティーダ沖縄ジュニア(九州大会2代表)とJSNサッカークラブ(北海道大会代表)です。「個を伸ばすこと」をテーマにしているFCヴォルティーダ沖縄ジュニアは、前線にドリブラー2人が並び快足が駆け上がる“スリートップ”オフェンスを、対人守備に優れた選手が果敢な守備で下支えをしています。
一方JSNサッカークラブは、フットサル的なディフェンスが魅力で、ハーフラインを超えるや二人掛かりで猛然とボールホルダーに詰め寄り、「チャレンジするところを大切にしている。(寄せが)かぶることもチームとしてOKにしている」と監督が言うディフェンスは、関東、関西の強豪からもミスを誘発させていました。
準決勝はFCヴォルティーダ沖縄ジュニアと宝塚CABO夢チャレンジ(関西大会2代表)、フウガドールすみだエッグス(関東大会1代表)とセンアーノ神戸ジュニア(関西大会1代表)の対戦となりました。
フットサルを主戦場とする宝塚CABO夢チャレンジが、ケガ人も出て疲れの見えていたFCヴォルティーダ沖縄ジュニアを3-1で退け、先輩に大会アンバサダーでもある香川真司(レアル・サラゴサ)選手がいる名門・センアーノ神戸ジュニアは、Fリーグに所属するフウガドールすみだの育成組織を相手に、走り勝つディフェンスを披露し、フットサルの技術を出させず3-0で勝利し決勝戦へ駒を進めました。
決勝戦前半は、両チームとも自陣での守りに集中する展開となり、ロングシュート中心の攻撃と外へ蹴り出す場面が目立ちましたが、ハーフタイムに「行けるときはいけ!」と監督から檄を受けたセンアーノ神戸ジュニアが、宝塚CABO夢チャレンジの自陣でのパス回しに俊足を飛ばし高い位置でパスを強奪すると、最後は右サイドからゴールを決め欲しかった先制点をとります。

この得点で動きだした試合は、宝塚CABO夢チャレンジのアタックで一気に激しくなり、残り2分以上ある段階でゴレイロが最前線へ投入されます。「点を取ってやろう」と必死でボールを追いかける宝塚CABO 夢チャレンジの姿に客席からはこの日最大の声援が送られました。
しかし、センアーノ神戸ジュニアは攻めが途絶えた終盤にゴレイロ不在のゴールへ決め、2-0で試合は終了しました。
センアーノ神戸ジュニアは予選リーグから7戦全勝でEXILE CUP初優勝となりました。
試合後、EXILE USAさんは「夢を持って頑張っている子ども達が本気でボールを追いかける姿や涙、笑顔に心がグッと来ました。これからも子ども達が夢を持てる場を継続して作っていきたいなと思います」と話し、ラモス瑠偉氏は「今年は上手なキーパーが増えた。それを見ていると嬉しいね」と日本代表選手として活躍する未来に期待を込めて選手を労いました。
表彰式で優勝賞品のEXILE賞「ヨーロッパサッカー夢者修行」がチームに贈呈されると、世界で活躍することを目指している選手たちは、夢へ近づくチャレンジができることに表情を輝かせていました。

優勝:センアーノ神戸ジュニア(関西大会1代表/兵庫県)
準優勝:宝塚CABO 夢チャレンジ(関西大会2代表/兵庫県)
3位:フウガドールすみだエッグズ(関東大会1代表/東京都)

出場チーム:
JSNサッカークラブ(北海道大会代表/札幌市)
ESTRELLAS.FC(東北大会代表/福島県)
フウガドールすみだエッグス(関東大会1代表/東京都)
港南ユナイテッド(関東大会2代表/東京都)
Noedegrati Sanjo FC(北信越大会代表/新潟県)
センアーノ神戸ジュニア(関西大会1代表/兵庫県)
宝塚CABO 夢チャレンジ(関西大会2代表/兵庫県)
オオタフットボールクラブ(中国大会代表/岡山県)
リベルテSC(四国大会代表/徳島県)
ロアッソ熊本ジュニア(九州大会1代表/熊本県)
FCヴォルティーダ沖縄ジュニア(九州大会2代表/沖縄県)
今治市選抜(決勝大会開催地域枠)

※東海大会代表はチームの事情により出場辞退

監督・選手コメント

大木宏之 監督(センアーノ神戸ジュニア/優勝)
別の大会ではありますが県大会決勝を負けてたので、子供たちもこのEXILEカップに向けて一生懸命練習してきました。、結果につながり、子供たちも喜んでいた姿を見て、私たちも嬉しいです。
相手がフットサルチームなので、土俵をフットサルにしてしまうと我々に分がない、自分たちのストロングポイントを出すことを選手と話しました。守備から入れたことが勝因だったと思います。
試合は7分ハーフと短いので、先に点を取られると厳しい試合展開になると予想していました。残念ながらスタートダッシュとはいきませんでしたが、ハーフタイムに改めて選手に声をかけました。プレスかけ1点目を取れたこと、子供たちが上手く判断できたことを褒めてあげたいと思います。

高見悠仁郎 選手(センアーノ神戸ジュニア/優勝)
チーム一丸で戦って優勝できて最高です。ピッチがきれいで、試合するのが楽しみでした。試合も緊張はしませんでした。ヨーロッパサッカー夢者修行が楽しみです。昨年行ったチームがドルトムントと対戦したりしていて、そういうチームと試合ができたら嬉しいです。自分と世界の選手たちの差を見つけてきたいです。

川越一輝 監督(宝塚CABO夢チャレンジ/準優勝)
(優勝を)取れたと思うし、取らせてあげたかったというのが本音です。
決勝戦はボールを保持した時間は多分僕らの方が多かったと思うんですけれど、そのなかでスピード、ゴールへ向かうスピードがまだまだ足りないのかなと。このような舞台を準備してくれてすごい経験になったと思うし、負けたで終わるんじゃなくて、プロになるための経験値として使ってもらえたらと思います。

渡辺悠太 選手(JSNサッカークラブ/北海道大会代表)
他の地域から強いところがいっぱい来ていて、僕たちは初めての全国だったのでいい経験になりました。みんな楽しんでいたからよかったと思います。2勝3分けは自分ももうちょっと抑えていれば勝てていたし、コーチングだとか、前へ出るところを出られなかったり。そういうところを改善していきたいです。次へ向けて頑張りたいです。

比嘉大空 選手(FCヴォルティーダ沖縄ジュニア/九州大会2代表)
愛媛は海とかがいっぱいあって楽しそうな町でした。将来は世界一のディフェンスになりたい。日々の練習でうまくなって、セルヒオ・ラモス選手みたいになりたいです。

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