現役のSAMURAI BLUEプレーヤーの歩みを貴重な写真で振り返る、「SAMURAI BLUE〜プレーヤーズヒストリー〜」。今回はSAMURAI BLUEの中盤に欠かせないキープレーヤー、遠藤航を取り上げよう。
横浜市立南戸塚中学校を卒業し、湘南ベルマーレユース(U-18)に進んだ遠藤はここでその才能を開花させる。2010年には2種登録して、Jリーグデビューを飾る。またU-19日本代表にも17歳ながら招集された。
SAMURAI BLUEとして初招集されたのは、EAFF東アジアカップ2015決勝大会。初戦の朝鮮民主主義人民共和国戦で、SAMURAI BLUEデビューを果たした。
またU-23日本代表では、リオデジャネイロオリンピック2016に出場。キャプテンとしてグループリーグ全3試合でフル出場するも、チームはグループリーグ敗退に終わった。
その後、2018FIFAワールドカップロシアにもメンバーとして選出される。ここでは出場機会がなかったが、SAMURAI BLUEに欠かせない一員としてチームを支えた。
ワールドカップ後、浦和レッズからベルギーのシントトロイデンVVへ移籍。その活躍の舞台をヨーロッパに移した。
ヨーロッパの地で成長し続けた遠藤は、SAMURAI BLUEでも重要な位置を占めていく。
AFCアジアカップUAE2019では中盤の要としてチームを決勝進出まで導くも、準決勝で負傷。遠藤を欠いたSAMURAI BLUEは準優勝に終わった。
ピッチ外ではムードメーカー、ピッチ内では頼れる中盤のリーダー。遠藤は今のSAMURAI BLUEに必要不可欠な存在だ。吉田麻也の代わりにキャプテンマークを腕に巻く姿も見られるようになった。
SAMURAI BLUEのみならず、所属クラブであるVfBシュツットガルト(ドイツ)でも中心選手となった遠藤。ドイツ・ブンデスリーガでもリーグ屈指のボランチとして評価も高く、その進化はとどまることを知らない。
1993年2月9日 神奈川県横浜市生まれ。ポジションはMF、DF。湘南ベルマーレユースから2011年にトップチームへ昇格(2010年に2種登録として、Jリーグデビュー)。湘南の中心選手として活躍した後、2015年12月に浦和レッズへ移籍。2016年、Jリーグヤマザキナビスコカップ(現JリーグYBCルヴァンカップ)、翌年にはAFCチャンピオンズリーグ2017といったタイトル獲得へ貢献する。
2018年、ベルギーのシントトロイデンVVへ移籍し、活躍の舞台をヨーロッパに移した。現在はドイツ・ブンデスリーガのVfBシュツットガルトに所属。リーグ屈指のボランチとしてドイツでもその評価は高い。
SAMURAI BLUEでは27試合出場(2得点)。主な国際大会での招集は2018FIFAワールドカップロシア(ベスト16)、AFCアジアカップUAE2019(準優勝)。またU-23日本代表としてリオデジャネイロオリンピック2016(グループリーグ敗退)にも出場。