現役のSAMURAI BLUEプレーヤーの歩みを貴重な写真で振り返る、「SAMURAI BLUE〜プレーヤーズヒストリー〜」。今回はSAMURAI BLUEに欠かせない駿足アタッカー、伊東純也を取り上げよう。
神奈川大学時代に才能を開花させた伊東は大学卒業後の2015年、当時J1だったヴァンフォーレ甲府に加入。すでに前年、JFA・Jリーグ特別指定選手としてチームに帯同していた伊東は瞬く間に順応し、リーグ戦30試合に出場、4得点を記録した。
甲府での活躍を認められ、2015年11月にはU-22日本代表候補のトレーニングキャンプに呼ばれる。この頃から、伊東の類いまれなスピードとキレのあるドリブルは高く評価されていた。
SAMURAI BLUEでのデビューは、その2年後となる2017年12月9日。EAFF E-1 サッカー選手権 2017 決勝大会の朝鮮民主主義人民共和国代表との一戦でピッチに立った。
そしてSAMURAI BLUEでの初ゴールは、2018年9月11日に行われたキリンチャレンジカップ2018・コスタリカ代表戦で生まれた。
続く10月12日のパナマ代表戦でもゴールを決め、2試合連続得点を記録する。
SAMURAI BLUEに定着した伊東は2019年、AFC アジアカップ UAE 2019で5試合に出場し、日本の準優勝に貢献した。
またFIFAワールドカップカタール2022アジア2次予選 兼 AFCアジアカップ中国2023 予選でも、SAMURAI BLUEの攻撃の要となった。
2021年3月30日のモンゴル代表戦では、2ゴールをマーク。14-0という大勝の中でも、大きな存在感を見せた。
激闘が続くアジア最終予選(Road to Qatar)では、そのスピードを十二分に活かし、SAMURAI BLUEの攻撃を牽引する。
必勝を課せられた11月のアウェイ2連戦では、いずれも値千金の決勝ゴールでSAMURAI BLUEを勝利に導いた。
日本が誇るスピードスター。カタールまでの険しい道のりも、きっと伊東なら乗り越えてくれることだろう。
1993年3月9日生まれ。ポジションは、MF/FW。神奈川大学から2015年、ヴァンフォーレ甲府に加入(2014年からJFA・Jリーグ特別指定選手として、チームに参加)。2016年に柏レイソルへ移籍し、中心選手として活躍する。
2019年2月、ベルギーのKRCヘンクに期限付き移籍。2018-2019シーズンのリーグ優勝にも貢献し、2020年3月に完全移籍。現在もなお、攻撃のキープレーヤーとしてチームを牽引する。
SAMURAI BLUEでは29試合に出場し、7ゴール。さらなる活躍が期待される。