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最終節でのさいたまダービーは大宮に軍配が上がる! 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2020関東第7節

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2020年12月07日

最終節でのさいたまダービーは大宮に軍配が上がる! 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2020関東第7節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2020関東の第7節が12月6日(日)に日産フィールド小机などで行われ、関東の各地で熱戦が繰り広げられました。

ピックアップマッチ

浦和レッズユース 1-2(前半1-1、後半0-1)大宮アルディージャU18

8チームの1回戦総当たり方式で行われる大会で、この第7節は最終節に当たります(未消化試合もあるため、最終順位は確定しません)。リーグ最後の試合で、浦和レッズユース(埼玉)は普段はトップチームが使う憧れの埼玉スタジアム2002を舞台に、同じさいたま市を本拠地とする大宮アルディージャU18(埼玉)を迎えました。

「自分は初めてこのスタジアムのピッチに立ちました。みんな最初はちょっと緊張していたと思います」と浦和のMF根岸恵汰選手(#6)が振り返ったように、両チームともにやや硬さの目立つ立ち上がりとなります。その中で徐々にボールの保持率を高めた浦和がやや優勢に試合を進めます。15分にはMF盛嘉伊人選手(#8)が左足シュートを決めて、先制点を奪い取りました。

ただ、大宮もこのままでは終われません。「公式戦の数が半分以下になってしまったシーズンで、ここまで3年生たちに挽回のチャンスを与えられなかった。ここは3年生をリスペクトしてメンバーを選びました」と丹野友輔監督が言うように、この日は3年生優先のラインナップ。負傷のため試合に出られない2人の3年生、MF中山昂大選手(#8)とGKジョーンズ・レイ選手(#1)もスタッフとして登録し、ベンチ入りしました。

ここでチャンスを得た3年生たちが意地を見せます。27分には機敏な攻撃からMF柴山昌也選手(#10)のクロスに対し、MF坂部祥大選手(#11)が頭で合わせると、「試合前、(スタッフ登録された)中山選手がみんなの前で『坂部みたいな腐らずに頑張ってくれた選手のために』と言ってくれたので、絶対に結果を残したかった」という思いを乗せたシュートがネットを揺らします。

後半に入ってもダービーらしいシビアな攻防が続きますが、最後に試合を動かしたのは大宮でした。交代出場のFW山崎倫選手がドリブルシュートを右足で決め、2-1と勝ち越します。浦和は今季リーグ戦を通じて磨き抜き、「本当に良くなった」と池田伸康監督も手応えを語るポゼッションプレーから大宮を押し込む時間帯もつくりますが、大宮は「絶対に勝ちたかった」というキャプテンのMF谷口大晟選手(#6)を軸にした守りでしのぎ切り、2-1で終幕。さいたまダービーは大宮に軍配が上がりました。

監督・選手コメント

池田伸康 監督(浦和レッズユース)
この試合もそうですし、リーグ戦を通じて攻撃的に戦う、主導権を握って試合を進めるという部分はかなりできるようになったと思っています。あとは相手に対してどう戦うのかという部分で、大宮さんはスピードのあるカウンターがあるのに対し、リスク管理の部分で課題が残ったと思います。ただやはり、僕らがここ(埼玉スタジアム2002)でやる以上は勝たないといけません。勝たせてあげられなかったことに責任を感じています。

MF #6 根岸恵汰 選手(浦和レッズユース)
早い時間に得点できたのは良かったですが、その後の飲水タイム明けに失点したのは本当に良くなかったです。試合が切れたあとの時間帯は警戒しようと思っていたのですが、足りていませんでした。半分になってしまいましたけど、こうやってリーグ戦が再開されて、トップレベルのチームと試合ができたことは本当に良かったです。このスタジアムでやれたことも本当にうれしくて、いろいろな人に感謝しないといけないと思っていました。だからこそ今日は勝ちたかったです。

丹野友輔 監督(大宮アルディージャU18)
ダービーですから、まずは気持ちのこもったゲームをすることを意識していました。負傷でピッチに立てない選手たちの思いを背負ってプレーしてほしいと思っていましたが、前半にまず失点してしまってからも心折れることなく戦い抜いてくれました。今年は新型コロナウイルスの影響で3年生たちにとっては特に厳しい年になってしまいました。その3年生たちに最後にこの埼玉スタジアムのピッチを経験させてあげたいと思い、今日は彼らを起用しました。

MF #11 坂部祥大 選手(大宮アルディージャU18)
試合前から中山選手(この日はスタッフ登録)のスピーチに感動してしまって、最初はちょっと緊張していました。最初に失点してしまいましたけど、雰囲気が悪くなることはなかったです。自分のゴールは練習からコーチに言われてきた形で、クロスを予測してゴール前に外から入っていく形でした。去年の先輩たちが外されたりしても腐らずに練習しているのを見てきたので、自分もそうありたいと思ってやってきて良かったです。

その他の試合結果

市立船橋高校 1-1(前半1-0、後半0-1)柏レイソルU-18
流通経済大学付属柏高校 1-6(前半1-4、後半0-2)横浜F・マリノスユース
横浜FCユース 2-0(前半0-0、2-0)FC東京U-18

市立船橋高校(千葉)と柏レイソルU-18(千葉)の一戦は、23分にMF井原充葵選手(#7)のゴールで市立船橋が先制しますが、柏は66分にMF田村蒼生選手(#10)が決めて、勝点1を分け合いました。流通経済大学付属柏高校(千葉)と対戦した横浜F・マリノスユース(神奈川)は攻撃陣が爆発しました。多彩な攻撃で流経大柏から6得点を奪い、6-1で勝利。暫定2位に浮上しました。横浜FCユース(神奈川)はFC東京U-18(東京)との上位対決に臨みました。前半はスコアレスで折り返すと、後半にMF中川敦瑛選手(#10)とMF佐々木柊真選手(#11)にゴールが生まれ、2-0で勝利。この結果、横浜FCの首位が確定しました。

大会期間:2020年9月5日(土)~2020年12月13日(日)

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