JFAハウスが面する「サッカー通り」にて10月22日(土)、金花商店会が主催する「第9回サッカー通り夏まつり」が開催されました。

2012年から毎年夏に開催されているサッカー通り夏まつりですが、2020年と2021年は新型コロナウイルスのため中止となり、今年は3年ぶりの開催となりました。

当日は約700名が参加。本郷台中学校ブラスバンド部・ダンス部、湯島小学校太鼓クラブによる演奏やパフォーマンスが会場を盛り上げ、無料で配布された焼きそばやフランクフルトなどの飲食物には長蛇の列ができ、皆が舌鼓を打っていました。

JFAは、文京LBレディースの選手や商店会の方の協力の下、シュートゴールとウォーキングフットボールを行いました。シュートゴールで的に当てた時や、ウォーキングフットボールでゴールが決まった時には、歓声が上がり大いに盛り上がりました。参加者はシュートゴールを終えた後、11月にカタールで開催されるFIFAワールドカップを控えるSAMURAI BLUE（日本代表）選手、そしてインドで開催されるアジア選手権を控えるブラインドサッカー日本代表選手への応援メッセージの寄せ書きをしました。

更に今回は、ワールドカップを盛り上げるために実施している全国バスキャラバンで各地を回っている日本代表オフィシャルバス「JFA’s DREAM」が来ました。参加者はオフィシャルバスに感動し、多くの人が試乗したり記念撮影をしていました。

参加者コメント

安藤浩太 さん（金花商店会会長）
爽やかな秋晴れの中《第9回サッカー通り夏まつり》が開催されました。文京区成澤区長、JFA田嶋会長、多くの来場者を迎え、祈った通り『晴天、無事故』でイベントが開催出来ましたことは、大変に喜ばしいと思います。感染症患者数の波が迫る中での準備でしたので、開催を決定する商店会の総会でも意見が分かれる状態でした。ある役員から「JFAの拠点がサッカー通りにあった、という思い出が残るイベントにしたい。」との発言があり、賛成多数で意向が決まりました。
開催して良かったと思う点は沢山ありますが、子どもたちの様々な表情が見られたことが印象に残ります。その中でも何よりみんなをウキウキさせたのは日本代表オフィシャルバス『JFA‘s DREAM』が、まさに目の前に鎮座している姿でしょう。
多くの人を熱くする「サッカー」がベースに有ったからこそ色々な会社、団体、個人のご協力を頂き、お祭りは最後の後片付けまでスムーズに出来たと感じております。その中には総会で反対票を投じた会員の方々もおられました。今回頂戴しましたポスターの中央に、【つながるからこそ超えていける】とあります。レベルの違うお話で恐縮ですが、自粛生活で『つながり』を忘れかけていた様々な方々と久しぶりに意思疎通が出来た時間だったと思います。
日本サッカー協会はじめ、関係者の皆様には大変にお世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございます。

河西静香 選手（文京LBレディース キャプテン）
私はシュートゴール大会とウォーキングサッカーのお手伝いをさせていただきました。沢山の子どもたちが参加してくれて、楽しそうな笑顔が見られて嬉しかったです。チームとしては、いつもお世話になっている地域の方々やサッカー協会の方々とお話しできて、とても充実した時間になりました。これからも文京区でサッカーを盛り上げて行きたいと思います！ありがとうございました！