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U-18チャレンジの取り組み 〜JFAアカデミー福島男子WEST スタッフ通信Vol.41

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2021年08月17日

U-18チャレンジの取り組み 〜JFAアカデミー福島男子WEST スタッフ通信Vol.41

JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー福島男子WESTのレポートを担当するのは津田恵太コーチです。

自主性への取り組み

JFAアカデミー福島WESTでU-18チャレンジチームを担当しています。
現在男子のユースには11期生15名、12期生13名、13期生16名の合計44名の選手たちが在籍しています。ユースが3学年で活動するのは2021年が最後となり、2022年は2学年、2023年は1学年といよいよ静岡での活動もラストスパートに差し掛かってきました。それに伴い、来年からユースは1チームとして活動するのでチャレンジチームとしての活動も今年が最後の一年となります。
3年をかけて少しずつですが変化を感じるのは自主練の風景です。
チャレンジチームとしてはゴールセッティングに取り組み、それは今も継続して行なっているのですが選手たちが自分自身で目標を定め、その目標を達成するために何をいつどこでどのように行うのかを、またなぜ行うのかを考え続ける中で少しずつ自主練の取り組みにも意図が感じられるようになってきました。
初めてゴールセッティングに取り組んだ現在高校3年生の11期生たちの試行錯誤が模範となり後輩たちがそこから見聞きして学び、それが一つの流れになってきたと思います。その中でコミュニケーションを取りながらお互いに要求し合い、練習や試合でも主体的に取り組む姿を頻繁に目にするようになりました。

様々なデータを参考に

またJFAアカデミー福島では様々なデータを取りながら多角的に日々のパフォーマンスの改善に努めています。
毎日の取り組みとして体調管理システムに起床時脈拍、体重、疲労度、睡眠の質など日々の体調に関するデータを入力したり、栄養に関するデータを記録しています。また毎月体組成を測り、身長や体重、体脂肪率や筋肉量の変化を記録しています。
さらにコンディショニングの面では年に2回のフィジカル測定やMaxパワー測定に加えて毎回の筋トレの重りと行った回数の記録、昨年からはGPSデータを用いて練習や試合におけるデータを計測しています。これらのデータについても選手たちが各々で考え、日々の取り組みに活かす姿がより様々な場面で見られるようになりました。
例えば食事については現在コロナウイルス感染防止のためユースとジュニアユースは別々の時間に食事を摂っているため、どうしてもスケジュールの都合上食事時間を短くしなければなりません。その分一回の食事で摂る量を少なくせざるを得ない選手たちは間食を増やし、1日のエネルギー摂取量を確保しています。間食で何を摂取するかということについては栄養セミナーで学んだことを実戦で試しながらそれぞれで取り組んでいます。
これらの取り組みはJFAアカデミー福島を卒校しても上を目指すのであれば最低限必要になる事ですので、トライ&エラーを繰り返す中で少しずつ自分のスタイルを磨いていってほしいと思います。

チャレンジチーム、最後の半年に向けて

5月下旬に行われたクラブユース東海大会では悔しい想いをさせられましたが、選手たちはユース全体でミーティングを行い、本音をぶつけ合いながら今年の2月に掲げた「プレミアリーグ昇格」そして「静岡県Aリーグ優勝」という目標を変えない事を決意し、再スタートをきりました。
しかしチャレンジチームが参戦している静岡県Aリーグではこれまで6試合を戦い3勝2敗1分けと目標からすると満足のいく結果を得られてはいません。夏休みが終わるといよいよチャレンジチームとしては最後の半年が始まります。これまでの選手たちの取り組みが最後に実を結ぶようサポートしていきたいと思います。

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