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JFAアカデミー福島 12・13期生、海外遠征を実施

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2019年08月23日

JFAアカデミー福島 12・13期生、海外遠征を実施

JFAアカデミー福島は毎年、夏季休業を利用して、中学2年生、3年生を対象に海外遠征を実施しています。中学2年生は東南アジア方面へ、中学3年生はヨーロッパ方面へ遠征に行くのが恒例で、今年度は中学2年生がタイ、中学3年生がドイツを訪れました。
サッカーはもちろんのこと、日本とは異なる文化や歴史、様々なことを肌で感じる貴重な機会となりました。

選手コメント

鈴木吏玖 選手(12期生:中3)
今回のドイツ遠征では、サッカーはもちろん、それ以外にも様々な面で多くの収穫がありました。
サッカー面では、ドイツ人は守備がとても上手で、どんなにきつくてもチャレンジ&カバーを粘り強くやってきます。そういった相手に対してどう崩すかをチームとして考えてプレーすることができました。
文化という面では、ドイツ人のサッカー文化の成熟ぶりに驚かされました。ドイツで試合観戦に行くと、観ているサポーター1人ひとりが自分の考え方を持っていて、プレーに対してお互いに議論する場面が見受けられました。それはまるで、監督がたくさんいるような様子でした。
最後に食事面、ドイツは日本と違って、食事の種類がそこまで多くありませんでした。しかしそこで十分な食事量を摂取しなければ、プレーに影響が出てしまいます。そのため、その国々の文化に適応する能力も必要だと感じました。

椎葉爽 選手(12期生:中3)
今回のドイツ遠征、サッカーの攻撃面では、相手にぶつからずにプレーすることを意識しました。そうすると、体格差が関係なくなるので、自分たちが目指しているサッカーをすることができました。そして十分相手を崩すこともできたと思います。しかし、ラストパスやシュートの精度が課題として浮き彫りになったので、今後、全員で改善していきたいと思います。守備面では、身体が大きい相手に対しても、引かずに身体を当てることで、ボールを奪ったり、十分プレーできることがわかりました。
日常の部分では、ドイツ語がとても難しいので、コミュニケーションをとるのに苦労しました。普段、学校の授業で習っている英語を用いて会話を試みましたが、思っていることがしっかりと伝わらないことが多々ありました。また、相手の言っていることがわからない場面もありました。しかし、お互いが身振りや手ぶりを用いて、なんとか伝えようとすると、案外伝わるということがわかりました。そう言った意味では、今回の遠征でコミュニケーション能力を伸ばすことができたと思います。

濱野加成 選手(13期生:中2)
タイ遠征での試合は同じ学年ではく、高校生と試合をしました。相手は体も大きく足も速くて、1試合目はなかなか自分たちのサッカーができませんでしたが、2試合目は試合の入り方を意識して試合に臨み、試合に勝つことができました。食事は自分がどの料理も美味しかったので日本と同じくらい食べることができました。体重も少しも落とさずに生活できました。
この遠征を通して、どこの国へ行っても食事はしっかりとって体重を維持する大切さを学ぶことができました。また次に海外に行く機会があっても食事をしっかり取るということを意識して生活していきたいです。

花城琳斗 選手(13期生:中2)
タイ遠征を終えて普段僕たちが生活している環境が当たり前ではないと感じました。例えば食事では日本ではあまり見ることができない屋台などでの食事の提供の仕方、サッカーのことでは普段プレーしているグラウンドとは異なるグラウンドでプレーしていつもとは違う感覚でした。タイでは2試合行い、タイの選手の身体能力の高さに驚きました。最初は少し受け身になってしまったけど徐々に慣れてきて普通にプレーができました。
市内を訪問した際に動物園に行き、ワニ釣りをしました。竹竿に肉付けて、上から釣りました。ワニが勢いよく飛びついてきて驚きました。このタイ遠征を通して、食事面で感じたことやトレーナーに指導していただいた試合前のアップの仕方などこれからの生活にいかしていきたいと思います。

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