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第32回オリンピック競技大会(2020/東京)
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U-24日本代表、白熱の戦い

2021年07月10日

U-24日本代表、白熱の戦い

静岡県内でトレーニングキャンプを行っているU-24日本代表は9日(金)、雨がぱらつくなか、午後4時からトレーニングを行いました。

前日に練習試合を行い、対人やゲーム形式などのメニューが連日続いたため、この日は少し負荷を落とし、リラックスした一日となりました。のはずが、お馴染みの鳥かごからサッカーテニスに移ると、選手たちのテンションはマックスに。遠くまで大きな声が響き、各所で白熱した戦いが展開されていました。

全体練習終了後には、トレーニングパートナーや林大地選手、前田大然選手が横内昭展コーチらとともにシュート練習などで汗を流しました。チームは10日(土)に静岡キャンプを打ち上げます。

選手コメント

DF #4 板倉滉 選手(マンチェスターシティ/イングランド)
コンディションもメンタルも含めて、いい状態を作っていますし、よりいいチームを作ろうという意識をみんなから感じます。本戦は中2日で湿度の高い環境で、間違いなく総力戦になります。みんなからも、常にスタメンを奪ってやるという気持ちが感じられますし、そういうメンバーが揃っているのがこのオリンピックチーム。みんなで高め合いながら、オリンピックまでの期間でさらにいいチームを作っていきたいです。
(U-24日本代表の立ち上げの頃から)僕個人としては、技術や身体、メンタルもそうですが、間違いなくあの時よりは成長しています。こうしてオリンピックに日本代表として出られる権利を得たのは嬉しいことです。成長を本戦で見せられるように頑張ります。

MF #7 久保建英 選手(レアル・マドリード/スペイン)
練習試合があったことで、個人やチームのコンディション、暑さなど、色々なことを確認することができました。12日のホンジュラス戦が初戦にならなくて良かったですし、すごくポジティブなものになりました。本番が近づいているなかで、ここからはポジティブなムードが大事になると思うので、しっかり前を向いていけたらなと思います。出るからには勝つつもりでいくのはどの大会も変わらないですし、ここで勝ったから(強豪チームと)差が縮まるものではないですが、勝つことで個人としての成長アピールにもつながりますし、チームの成長、日本サッカーの世界へのアピールにもつながるので、いい意味で世界を驚かせる大会にしていきたいです。サッカー選手の価値ということでいえば、ピッチ上でいいプレーを見せることでサッカーに興味を持ってもらう人が増えると考えています。あまり今までサッカーに興味を持ってこなかった方にも、「あ、いいプレーしてるな」、「あ、上手いな」、「あ、日本勝ってる」と感じてもらえるように、ピッチ上で明白な違いを見せていけたらいいと思います。

MF #8 三好康児 選手(ロイヤル・アントワープFC/ベルギー)
大会をイメージして、身体と心をそこに向けて作っていく段階に入ったと思っています。金メダルを獲るまでに6試合あると考えれば、スタートで出る選手、途中から出る選手がいて、総力戦になるので、全員が役割を理解して自分の仕事にフォーカスして、力を全部注げるように準備していきたいです。夏場の連戦のなかで、どれだけチームが一つのまとまりとなって戦えるか、自分が何をチームにもたらすことができるのかをいかに理解して戦えるかだと思っています。最後、チームを助けるのは個人の部分だと思うので、全員がチームを助ける準備ができればと思います。年齢を重ねるにつれて競争は激しくなってきましたし、一緒に戦ってきたメンバーの気持ちも背負っています。責任感を持ってこの活動に参加しています。

第32回オリンピック競技大会(2020/東京)

サッカー競技日程:2021年7月21日(水)~2021年8月7日(土)

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2021年7月12日(月) 19:30 キックオフ(予定)vs U-24ホンジュラス代表
会場:大阪/ヨドコウ桜スタジアム

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2021年7月17日(土) 19:20 キックオフ(予定)vs U-24スペイン代表
会場:兵庫/ノエビアスタジアム神戸

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