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日常の取り組み

2012年12月13日

少し前の話になりますが、11月21日(水)に第2回目のフィジカルテストを行いました。
*測定項目は第1回目と同じですので、5月14日のダイアリーをご覧下さい。

入校してから約8ヶ月の間でどの程度、成長したのかをフィジカル的な側面から観る貴重な
機会です。
心理的にも肉体的にも負荷の高い種目もありましたが、選手は自分の変化に好奇心を持ちながら、
全力で取り組みました。
結果は、ほとんどの種目で向上が見られました。12~13才が身体的にも成長度の大きい時期だと
感じるとともに、普段の取り組みの成果が具体的な数値として表れる結果となりました。

普段の取り組みの中に、「強化トレーニング」と名付けて取り組んでいるフィジカルプログラムが
あります。週に一度、30分ほどの時間を使って、トレーニングの中で取り組んでいるものです。

取り組んでいる項目は、下記のとおりです。

1学期 → 「体幹」「バランス」「スピード」
2学期 → 「体幹」「バランス」「下肢パワー」

このメニューは、全体のトレーニング以外に、週に1~2回、個人で行なうように働きかけています。
(これは、個人の「意識」に委ねられますが、目的意識と自立を考えたら、必要だと考えています。)

これらに加えて、入校以来、4月から継続して毎日取り組んでいるものがあります。トレーニング前に、
毎回10分程度の時間を使って行なうウォーミングアップエクササイズです
。このメニューは、「FIFA 11+」をベースに作成されたものです。障害予防をメインとして、基礎運動
能力向上を目的に作られています。このメニューは、中1の選手でもすぐに覚えることができ、グラウ
ンドに来た選手から各自で取り組めるよう、工夫されています。

これら、すべてのメニューは、アスレティックトレーナーである、中堀さんが選手の成長度に合わせて
作成しています。また、私たちコーチも、選手のボールを使ったプレーの中で、気になったフィジカル的
な要素について、意見を伝えます。

8ヶ月の様子を見ていると、フォームや静止時間、静止時のバランス、バウンディングの距離、
などに変化が見られます。1回1回、真剣に取り組んでいる意識が、8ヶ月も経つと目に見えて
わかります。これらが、ランニング時のフォームやシャトルランの時のターンのスピードなど、
様々な面に反映され、ボールを扱う時の姿勢やバランス、コンタクトプレーなどにも効果が現れて
きます。

毎日、こつこつと取り組むことで、確実に変化していくことを、選手たちはこういった機会に感じます。

コーチ 坂尾 美穂




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