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U-13  2学期 外部交流

2013年12月24日

 本日、12月24日は、2学期の終業式でした。学校の成績表を持って帰寮してきた
選手たちは、寮内一斉大掃除を終え、帰省していきました。明日から、1月5日まで、
冬休みとなります。

 長い2学期を通して、成功と失敗、その振り返りと新たな課題設定を繰り返しながら、
成長への階段を上る毎日を過ごしました。3学期も選手それぞれが自ら歩を進め、
成長できる日々を過ごしたいと思います。










 さて2学期の期間中、月に1度程度の頻度でアカデミー堺の選手がお世話になっている
所属チームや、近隣の中学校、J-GREEN堺でキャンプしているチームなどと、
交流をさせていただきました。

①CALDIO  Football  Club との交流
 8月29日(木)、2期生の一人がお世話になっている、兵庫県の3種クラブチーム、
CALDIO  Football  Club と8人制のマッチをしていただきました。
夏休みの帰省中、所属チームに戻って活動していた選手たち。中学校の登校日に合わせて、
8月25日(日)に元気に帰寮してきました。夏の活動でたくさんの経験ができ、成長
してきた様子が、黒く日焼けした肌の色と目の輝きから感じられました。
 そんな選手たちが、アカデミーに帰寮してきた直後のゲーム。夏の成長がみられる
ゲームとなりました。

 2学期のトレーニングに向けて感じたこととしては、プレシャーの速い相手に対して、
ボールを受ける時、コントロールしてから周りを観て判断するプレーでは遅すぎます。
ボールを受ける前に周り(特に背後や逆サイドを観ておくことが課題です)を観ておいて、
判断・決断した方向にコントロールすること、それを成功させるテクニックの質が
大切なことを学びました。

②堺市立 殿馬場中学校 との交流
 10月2日(火)、堺市立殿馬場中学校サッカー部と、8人制マッチを通して交流を
していただきました。
殿馬場中学校は、アカデミー生が通っている月州中学校の隣の中学校にあたり、
選手たちは自転車でJ-GREEN堺まで来てくださいました。
8月のゲームと同様、プレッシャーの速い男子選手とのゲームを通して、
動きながらのテクニック、判断力、関わりの質を試し、新たな課題を感じられる
ゲームとなりました。
殿馬場中学校には、3年生に女子選手が在籍しています。
中2・中1のチーム編成の殿馬場中学校の中で、この中3選手も参加して
くださいました。










③堺市立月州中学校 との交流
 10月22日(火)。中学校の中間テストが終わったこの日、月州中学校の
1年生チームと8人制マッチで交流をしていただきました。
昨年も定期テスト最終日に交流をしていただきました。
普段学校で見せている表情と、ピッチで見せる表情はお互いに違います。
少し恥ずかしそうなそぶりを見せながらも、いざゲームが始まったら真剣勝負です。

ゲームでは、ゴールに向かう姿勢とその精度、突破した後も、得点を決定づける
ために、最後まで関わり続けること、その習慣づけが大切なことを学びました。




④堺市立三国ヶ丘中学校 との交流
 11月13日(水)、三国ヶ丘中学校と交流をしていただきました。
今回もこれまでの外部交流と同様、8人制マッチを通しての交流となりましたが、
これまでより、少しピッチサイズを広くして行いました。

 ゲームでは、前線からの全体が連動した守備の成功から得点を奪うことができました。
FWの選手から守備のアプローチを厳しくいくこと、全体がコンパクトに保ち、ボールを
動かされても連続して守備をすること、連動するためにお互いに声をかけあい
コミュニケーションをとること、守備の責任の所在を明確にすること。これらについて、
ゲームの中での成功体験からその大切さを学ぶことができました。

 攻撃の部分では、off の関わりの質、off の準備、選択肢の数、が多いときと
少ないときの成功と失敗を感じることができました。中盤での組み立て段階で
選択肢が少なく急ぎすぎてしまうことからボールを失うケースが多くみられ、
ピッチの中でのどのエリアでプレーしているのか、そのプレーの目的は何なのか、
プレーから振り返ることができました。



⑤韓国女子連盟選抜U13 との交流
 韓国の国内各地域から選抜された選手たちで編成された女子連盟選抜が
12月5日からJ-GREEN堺でキャンプを行っていました。
アカデミー堺の2期生は、12月10日(火)に交流をしていただきました。
ゲームを通しての交流でしたが、今回はフルサイズのピッチで11人制の
ゲームとなりました。じつは2期生のゲームを通した交流を
11vs11で行うのは初めてのことでした。

 海外の選手と初めてプレーする選手もいて、選手それぞれがたくさんの
発見をしたようです。
また、韓国の選手たちは、アカデミー堺の寮もある、ドリームキャンプに宿泊
していたため、寮生活の合間に、片言の言葉でコミュニケーションを取り合って
いたようです。













「韓国戦の振り返り」 
 私は、今回やった韓国戦で学んだことが三つあります。一つ目は、フィールドプレー
のトレーニングを皆と一緒にしたことでバックパスをもらってから落ち着いてプレー
できるようになったことです。
二つ目は、シュートブロックで、止める本数が前よりも多くなったことです。
三つ目は、本番に前よりも強くなったということです。
 私は始め、皆と一緒にフィールドのトレーニングをするのが嫌でした。
しかし、それでも頑張ってトレーニングをしたので今の結果になりました。
そしてシュートブロックが得意になったのは、シュート練習と
西入コーチのキーパー練習、スーパー少女プロジェクトのおかげです。
この三つで色々なことを吸収できました。
 最後に本番に強くなったのは、集中力がすごくあって燃えていたということも
ありますが、皆の絆のおかげだということが大きいです。どんな時も声をかけて、
ミスをしても声をかけてくれたからです。これからも日々の努力を大切にしていき
たいです。

                             井上 沙季(FC ホッツ 所属)


「韓国との試合について」
 私は韓国との試合で、センターバックをしました。いつもと違うポジションで
とまどいました。でも、自分のプレーができました。
 これから改善したいことは、浮き球が来た時にかぶってしまったので、もっと
落下地点を読めるように、ヘディングの練習をしたいです。
 よかったところは、相手のマークをする時の、間合いを意識してターンをされる
前にボールを奪えました。
 35分ハーフという慣れない時間で集中力が切れてしまいました。いつもより
相手もあらくて、蹴られたりもしました。でもプレーを続けることができました。
 私は初めての韓国との試合でとっても緊張しました。前日の夜は、とてもわくわく
しました。また、このような機会があれば、次は勝ちたいです。

                  中村 明日葉(CALDIO Football Club 所属)


 韓国の選手たちとのゲームでは、前半15分までに2失点。後半残り10分で
2得点で追いつき、引き分けとなりました。


 アカデミー堺の選手たちと交流をしていただいた、チームスタッフ・選手の皆様に
感謝申し上げます。

コーチ 坂尾美穂







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