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梅田杯 決勝

2009年12月05日

「第34回梅田杯 相双地区中学生サッカー選手権大会」の決勝戦が
富岡グリーンフィールドで行われた。

 アカデミーは開校の年より4年連続で参加させていただいている。地区の中体連の
先生方のご理解により、男子選手とゲーム経験を積める貴重な機会であり、
またゲームを通して、この地区の中学生と交流を持てることも、選手・スタッフにとって
とてもありがたいことである。
ちなみに、昨年までは「相双リーグ」と呼ばれていた。

 さて、今年からカップ戦形式になり、本日のゲームは決勝戦という位置づけであった。
結果は2-1。1-1(前半0-1)から延長に入り、残り30秒で決勝点を決めることができた。

 ゲームを通して振り返ると、ポゼッションし、ゲームの主導権を握り続け、最後まで
選択肢を作り続け、粘り強くチャンスをうみだすトライを続けることができた、非常によい
内容だった。
 前半は、主導権を握り、GKとの1vs1の場面も多く創るも、フィニッシュの場面で
選択肢がなく、またフィニッシュの質を欠き、無得点。逆に、相手選手の素晴らしいロング
シュートがアカデミーのゴールに突き刺さり、1失点。
 ハーフタイムに、選択肢を創り続けること、そのために関わり続けること(動き続けること)、
幅をもった組み立てを行うこと、を確認。
 後半は、前半の修正ポイントにトライし、突破場面で3人目・4人目が関わることが多く
なった。得点となったシーンは、中盤からダイアゴナルに長い距離をランニングして
相手DFラインの背後に飛び出した選手にタイミング・パススピードともに質の高いパスが
通りGKと1vs1。パスを受けた選手がGKを良く観て、GKのタイミングを外しシュートを決めた。
非常に質の高いフィニッシュであった。
 延長に入っても、流れは変わらず、得点チャンスも多く創りだす。最後の局面で質を欠き、
得点には至らない時間が続いたが、忍耐強くプレーする気持ちが終了間際の決勝点を
生みだしたように感じる。最後の得点も、サイドを2vs1で崩し、ゴール前にタイミングよく
走り込んだFWにグラウンダーのクロスが入り、ワンタッチで打ったシュートが得点となった。
崩しの段階から、ボールと人が動きながら出会う形での得点だった。

【前半】                     【後半】


【延長 (前後半)】


 梅田杯は非常に歴史のある大会で、優勝チームには優勝旗とカップが授与された。
日常の取り組みが、ひとつの形(成果)となって現れたことは、選手たちにとっても今後への
励みになるでしょう。
 そして、小さな自信をひとつひとつ、こころに貯めながら、それを日常のトライへのエネルギー
に変えていってくれることでしょう。



コーチ 坂尾 美穂
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