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ナショナルトレセンU14/U13地域対抗戦 報告その①
2013年12月06日
今回僕たちは後期のナショナルトレセンU-14に、アカデミー熊本宇城の選手たちと一緒に参加しました。
4日間でしたが、自分たちでサッカーの戦術理解を深めようと頑張りました。
ここでは4日間での僕たちのゲームの全体像についてまとめたいと思います。
守備ですが、センターバックの横パスの間にフォワードの選手たちがチャレンジとカバーを繰り返し、プレッ
シャーをかけに行きます。これにより相手のセンターバックの選手が僕たちの背後にボールを蹴れなくなります。
背後を制限することでフォワードより後ろの選手たちがコンパクトになることが出来ます。もちろんフォワードだけ
で相手センターバックに制限をかけることはなかなかできません。ボランチの選手はフォワードの選手の間でボ
ールを受けようとする相手MFの選手を、フォワードと協力して牽制する必要があります。ボランチの協力でフォワ
ードの選手たちが自信を持って相手センターバックにプレッシャーに行くことが出来るようになります。こうする
ことで相手センターバックは相手の背後とすぐ近くへのパスコースを失うことになります。そうなるとセンター
バックのパスコースは横のみになってきます。この時にサイドハーフは、相手のサイドハーフへのパスコースを
牽制しつつサイドバックへ強くプレッシャーに行く準備をします。このようにボールサイドの選手たちがコンパクト
にした時に、逆のサイドハーフやとボランチ、サイドバックはボールサイドに絞って全体がコンパクトになる
必要があります。お互いがカバーの距離を近づけながら11人全員で守備をするように取り組みました。
ここに書いたことは一例ですが、基本はボール保持者に制限をかけ、チーム全体がコンパクトになって奪う
取り組みを行っています。
攻撃では、相手からボールを奪った直後の状況に対する取り組みについて書きたいと思います。今までは
ボールを奪っても、すぐにプレッシャーをかけられると同じサイドへのロングフィードが多くなりがちでした。ですが、
今回のナショナルトレセンの期間中チーム全体でチャレンジしたこととしてまず、ボールを奪ったら素早く逆サイドを
意識することです。なぜなら、ボールを奪う時僕たちは全体をコンパクトにしているので、スペースはボールの
ないサイド(逆サイド)にあるからです。広い方に行くと言っても出来るだけ中央を経由することが大事です。
理由は相手を中央に絞らせて、外の選手が余裕を持ってプレーできるからです。
以上がこの4日間僕たちがナショナルトレセンを通して考え、取り組んだ攻撃と守備の全体像です。
この期間で深めたサッカーに対する理解を、チームでも個人でももっと深めるようにしたいです。
JFAアカデミー福島7期生 高山登伊
今回僕たちは大阪の堺で開かれたナショナルトレセンU-14地域対抗戦に参加しました。
そこで僕たちがチャレンジしたいくつかのことを書きたいと思います。
守備では相手に制限をかけ、チームがコンパクトになってボールを奪いに行くことを目標に取り組みました。
まずは「相手のセンターバックに制限をかけ、全体がコンパクトになってボールを奪う」ことに取り組みました。
関東トレセンと対戦した時、高い位置を取る相手サイドバックに対し、僕たちのチームのサイドハーフがその
ままその高い位置にいるサイドバックについて行ってしまいました。そのため、相手センターバックの前方に
大きなスペースを与えてしまい、制限をかけられないことが多くありました。これに対する改善策として、僕たち
のサイドハーフは相手サイドバックへそのままついて行くのではなく、パスコースを制限しながらセンターバック
のプレーするスペースを狭くすることを考えました。これによって相手センターバックはパスコースを一つ失い、
狭くなることによって僕たちのセンターフォワードが制限をかけやすい状態が多く作れるようになりました。
次に攻撃についてです。攻撃では、奪ったボールを失わずに相手ゴールへ向かうことにチャレンジしました。
具体的には「奪ったボールを素早く逆サイドへ動かす」ことです。相手からボールを奪った時、相手はすぐ
そこで取り返しに来ます。奪ったところに人数をかけてくる相手に対し、人数の少ない(スペースのある)逆の
サイドへボールを動かした方が、相手ゴールに向かいやすいからです。時間をかけずに逆サイドへボールを
運ぶことで、すぐに失うことが減り自分たちがボールを保持する時間が増えました。
しかし、簡単にはサイドを変えさせてもらえない時、同じサイドの縦への単調なフィードが目立っていました。
そこで「前線のターゲットがはっきりアクションする」ことを考えました。まずフォワードが足元で受けたいのか、
相手の背後で受けたいのかをはっきりするようにしました。むやみに失うのではなく、見て判断してプレー
する回数が増えました。サポートする選手がどこに行けばよいかはっきりすることでボールを失う回数も減り
ました。
今回のナショナルトレセンではたくさんのことを学び、体験することが出来ました。これをチームに持ち帰り、
仲間と協力して同じ取り組みを行いたいと思います。
7期生 今井翔太朗
4日間でしたが、自分たちでサッカーの戦術理解を深めようと頑張りました。
ここでは4日間での僕たちのゲームの全体像についてまとめたいと思います。
守備ですが、センターバックの横パスの間にフォワードの選手たちがチャレンジとカバーを繰り返し、プレッ
シャーをかけに行きます。これにより相手のセンターバックの選手が僕たちの背後にボールを蹴れなくなります。
背後を制限することでフォワードより後ろの選手たちがコンパクトになることが出来ます。もちろんフォワードだけ
で相手センターバックに制限をかけることはなかなかできません。ボランチの選手はフォワードの選手の間でボ
ールを受けようとする相手MFの選手を、フォワードと協力して牽制する必要があります。ボランチの協力でフォワ
ードの選手たちが自信を持って相手センターバックにプレッシャーに行くことが出来るようになります。こうする
ことで相手センターバックは相手の背後とすぐ近くへのパスコースを失うことになります。そうなるとセンター
バックのパスコースは横のみになってきます。この時にサイドハーフは、相手のサイドハーフへのパスコースを
牽制しつつサイドバックへ強くプレッシャーに行く準備をします。このようにボールサイドの選手たちがコンパクト
にした時に、逆のサイドハーフやとボランチ、サイドバックはボールサイドに絞って全体がコンパクトになる
必要があります。お互いがカバーの距離を近づけながら11人全員で守備をするように取り組みました。
ここに書いたことは一例ですが、基本はボール保持者に制限をかけ、チーム全体がコンパクトになって奪う
取り組みを行っています。
攻撃では、相手からボールを奪った直後の状況に対する取り組みについて書きたいと思います。今までは
ボールを奪っても、すぐにプレッシャーをかけられると同じサイドへのロングフィードが多くなりがちでした。ですが、
今回のナショナルトレセンの期間中チーム全体でチャレンジしたこととしてまず、ボールを奪ったら素早く逆サイドを
意識することです。なぜなら、ボールを奪う時僕たちは全体をコンパクトにしているので、スペースはボールの
ないサイド(逆サイド)にあるからです。広い方に行くと言っても出来るだけ中央を経由することが大事です。
理由は相手を中央に絞らせて、外の選手が余裕を持ってプレーできるからです。
以上がこの4日間僕たちがナショナルトレセンを通して考え、取り組んだ攻撃と守備の全体像です。
この期間で深めたサッカーに対する理解を、チームでも個人でももっと深めるようにしたいです。
JFAアカデミー福島7期生 高山登伊
今回僕たちは大阪の堺で開かれたナショナルトレセンU-14地域対抗戦に参加しました。
そこで僕たちがチャレンジしたいくつかのことを書きたいと思います。
守備では相手に制限をかけ、チームがコンパクトになってボールを奪いに行くことを目標に取り組みました。
まずは「相手のセンターバックに制限をかけ、全体がコンパクトになってボールを奪う」ことに取り組みました。
関東トレセンと対戦した時、高い位置を取る相手サイドバックに対し、僕たちのチームのサイドハーフがその
ままその高い位置にいるサイドバックについて行ってしまいました。そのため、相手センターバックの前方に
大きなスペースを与えてしまい、制限をかけられないことが多くありました。これに対する改善策として、僕たち
のサイドハーフは相手サイドバックへそのままついて行くのではなく、パスコースを制限しながらセンターバック
のプレーするスペースを狭くすることを考えました。これによって相手センターバックはパスコースを一つ失い、
狭くなることによって僕たちのセンターフォワードが制限をかけやすい状態が多く作れるようになりました。
次に攻撃についてです。攻撃では、奪ったボールを失わずに相手ゴールへ向かうことにチャレンジしました。
具体的には「奪ったボールを素早く逆サイドへ動かす」ことです。相手からボールを奪った時、相手はすぐ
そこで取り返しに来ます。奪ったところに人数をかけてくる相手に対し、人数の少ない(スペースのある)逆の
サイドへボールを動かした方が、相手ゴールに向かいやすいからです。時間をかけずに逆サイドへボールを
運ぶことで、すぐに失うことが減り自分たちがボールを保持する時間が増えました。
しかし、簡単にはサイドを変えさせてもらえない時、同じサイドの縦への単調なフィードが目立っていました。
そこで「前線のターゲットがはっきりアクションする」ことを考えました。まずフォワードが足元で受けたいのか、
相手の背後で受けたいのかをはっきりするようにしました。むやみに失うのではなく、見て判断してプレー
する回数が増えました。サポートする選手がどこに行けばよいかはっきりすることでボールを失う回数も減り
ました。
今回のナショナルトレセンではたくさんのことを学び、体験することが出来ました。これをチームに持ち帰り、
仲間と協力して同じ取り組みを行いたいと思います。
7期生 今井翔太朗
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