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2017年度JFA第1回理事会を開催
2017年01月19日
日本サッカー協会(JFA)は本日19日(木)、今年度最初の理事会を開催しました。
理事会の前に、1月15日(日)に逝去した木之本興三元Jリーグ専務理事(元JFA常務理事)に黙祷が捧げられました。
理事会では、大阪府サッカー協会の赤須陽太郎会長が、47都道府県サッカー協会選出のJFA副会長として就任することが決まりました。赤須理事は、昨年10月に行った「都道府県サッカー協会代表者会議」でJFAの副会長候補者として選出。12月のJFA臨時評議員会で、北海道サッカー協会の高島利実専務理事と共にJFA理事に就任していました。
2017年度のナショナルコーチングスタッフについても協議されました。
男子は、2019年のU-20、U-17ワールドカップに向けて新たに立ち上がるU-18日本代表、U-15日本代表のコーチングスタッフが決定。U-18日本代表は、マカオ代表チームやファジアーノ岡山(J2)を率いた影山雅永さんが監督に選任され、リオデジャネイロオリンピック日本代表コーチを務めた秋葉忠宏さんがコーチに、GKコーチには、東京ヴェルディでGKコーチを務めている元日本代表選手の土肥洋一さんが就くことが決まりました。U-15日本代表は、JFAナショナルトレセンコーチを務める有馬賢二さんが監督として指揮を執り、JFAアカデミー福島コーチの廣山望さんがコーチを(いずれも兼務)、横浜FCジュニアユースで指導している水原大樹さんがGKコーチを務めます。
女子は、U-20 FIFA女子ワールドカップの出場権獲得を目指すU-19日本女子代表のコーチングスタッフが決まり、監督に池田太さんが、また、昨年までU-17日本女子代表コーチを務めていた岡本三代さんがコーチに、ナショナルトレセンコーチ GKチーフを務める西入俊浩さんがGKコーチに就くことも決まりました。また、フットサル日本女子代表は引き続き、伊藤雅範監督、福角有紘コーチがチームを率います。
フットサルA級コーチライセンスを新設することも承認されました。これは、フットサルC・B級で学んだ知識を基に各チームの状況に合わせて指導ができるコーチを養成すると共に地域や都道府県の指導者のリーダーとなる人材を育成することを目的としています。
現在、AFCが主催するフットサルの大会では、監督はAFCフットサルコーチライセンスレベル1の保有が推奨されていますが、今年はそれがレベル2に上がり、2019年にレベル3となります。今回、新設されるフットサルA級コーチライセンスは、AFCフットサルコーチライセンスのレベル3に相当する資格となります。
また、JFA/Jリーグ協動プログラムの一環で実施している指導者の海外派遣について協議され、今年1月からベルギーに派遣されている坪倉進弥さん(横浜F・マリノス)に続き、Jクラブでの指導経験を持つ酒井良さん(FC町田ゼルビア)、中村亮太さん(モンテディオ山形)の2人の指導者を2月から12月の11カ月間、アカデミーコーチとしてそれぞれセルビアとドイツに派遣することが決まりました。酒井さんはFKポイボディナ(セルビアスーパーリーグ)で、中村さんは、フォルトナ・デュッセルドルフ(ブンデスリーガ2部)で研さんを積みます。
また、1月のFIFAカウンシル(評議会)でFIFAワールドカップ2026の出場チーム枠が48に決定した経緯について田嶋幸三会長から説明がありました。
各協議事項、報告事項はこちらをご覧ください。