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女子委員会 今井純子委員長からのメッセージ
2020年05月22日
日本サッカー協会には各事業を支える20の委員会があります。3月29日に田嶋幸三会長が再任されて新体制になり、新たに各委員会の委員長が任命されました。
5月11日から各委員会の役割と委員長からのメッセージをお伝えしています。
本日は女子委員会を紹介します。
女子委員会は、なでしこジャパン(日本女子代表)と年代別日本女子代表チームの強化事業と女子サッカー選手の成長を担う育成事業、そしてそのすべてを下支えする普及事業を広く扱い、女子サッカーの発展を目標に掲げた「なでしこvision」の実現に向けて活動しています。対象は選手のみならず、女性が日常的にボールを蹴ることができる環境の整備や女性指導者の養成など、多岐に渡る女子サッカーにまつわるあらゆる事業を管轄します。
今井純子委員長(再任)からのメッセージ
引き続き女子委員長を務めさせていただくことになりました。
女子サッカーの普及・発展を大きく推進するために、重要な大きな契機が連続する大きな波を迎えようとしています。これからの4年間は、1年の延期が決定となりましたが東京五輪、女子トッププロリーグの創設、国体少年女子の部の開始、2023年のFIFA女子ワールドカップ招致と、女子サッカーにとって大きなトピックが続く、パワーをもった時期となります。この好機に、女子サッカーを大きく発展させられるために、普及を進め、競技人口を倍増の、10万人にして、男女比10%を達成すべく、全国で女子サッカーの裾野を広げ、女子サッカーの層を厚くし、これまで積み重ねてきた準備を、開花させる契機にしたいと考えています。
女子サッカーの発展は、女子サッカーだけのためのものでは決してなく、日本サッカー全体の発展に関わり、サッカーファミリーを厚く豊かにするために不可欠のものであると考えています。ぜひとも日本サッカーに関わるすべての皆さんに、そのように女子サッカーの発展を位置づけていただければと思います。