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2021年度 第10回理事会を開催
2021年09月10日
日本サッカー協会(JFA)は9月9日、オンラインで理事会を開催しました。
生涯スポーツとしてのシニアサッカーをさらに普及し、発展させていくことを目的に「JFAシニアサッカーアンバサダー」を新設することが決まり、初代アンバサダーに、元日本代表で、現在はサッカー解説者やサッカーの指導・普及活動をしている金田喜稔さんが就任しました。
また、現在、JFAの登録制度改革本部のGrowth Strategist(グロース・ストラテジスト)とJFAのロールモデルコーチとして活躍されている中村憲剛さんがアスリート委員会の委員に就任することも決まりました。
そのほか、加盟団体に対するコンプライアンス強化策を実施することが報告されました。
2019年に9地域/47都道府県サッカー協会(FA)を対象に行ったアンケート調査の結果からコンプライアンス強化の仕組みづくりとその運用が課題となっており、現在も状況は大きく変わっていないと推察されるため、強化策を講じるものです。
具体的には、相手の気持ちや社会に求められていることに対する感受性を養う“センシビリティ”の向上のための研修プログラムの実施、また、コンプライアンス担当理事を設置して窓口を明確化するとともに、情報の共有やJFAによる定期的なフォローアップなど、コンプライアンスの強化体制を整備していくこととしています。
また、東京2020オリンピックが終了したことに伴い、U-24日本代表のコーチを務めた栗原克志さん、なでしこジャパン監督の高倉麻子さん、コーチの大部由美さん、今泉守正さん、GKコーチの大橋昭好さん、フィジカルコーチの広瀬統一さんが8月31日をもってナショナルコーチングスタッフから退任したことが報告されました。
そのほか、サッカーとフットサル双方のライセンスを保有している指導者に対し、必要獲得ポイントを軽減するなど「指導者に関する規則」が改正されました。
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