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2015「キッズリーダーインストラクター」養成講習会を、清水J-STEPにて開催
2015年05月21日
「キッズリーダーインストラクター養成講習会」を5月15日(金)~17日(日)までの3日間、静岡県清水市のJ-STEPにて開催しました。これは、「キッズリーダー」養成講習会の開催資格を持つインストラクターを養成するための講習会です。
*「キッズリーダー」:子供たちへ体を動かすことの楽しさを伝える、10歳以下の選手や子供たちに関わる指導者・保護者等
今回の講習会では、講義・実技・グループに分かれての指導実践や、ディスカッションを連日深夜まで行いました。受講生は、JFAインストラクターから、講習会の基礎となるキッズ年代の発育発達に関する講義や、外部講師を招いてロジカルコミュニケーションスキルを身につけるための「コミュニケーションスキル」の講義などを受けました。
指導実践では、子供に対する実技でなく、対象年齢を指導する大人に合わせ、指導する側と受講する側にわかれ模擬講習会を自分たちで行い、お互いに評価しあう実技も行いました。
この講習会後、普段から幼稚園や小学校で子供たちを指導している受講生たちはインストラクターとして、日本サッカーの基礎となる「子供たちの未来に触れる大人の理解者」を増やす活動を地元で行っていきます。
インストラクターコメント
山出久男 氏
清水J-STEPに全国から54名の方々に研修へ参加いただきました。「キッズ」の重要性は、日本のみならず、「FIFAグラスルーツセミナー」に代表されるように世界の各地で認識され、様々な取り組みが展開されています。多くのおとなの方々に「キッズリーダー講習会」に参加していただくことで、こどもたちにとって「望ましい環境」を整えていただける「おとな」の輪を広げていくことが「インストラクター」として、日本の将来を見据えた大切なミッションです。今後も継続していかなくてはなりません。まずは、カジュアルに「こどもたちと共にからだを動かし、楽しむことから」始めてみましょう。
受講生コメント
関大輔 氏
長野県U-9のキッズエリートプロジェクトメンバーとして活動しております。様々な指導者の方とディスカッションや話し合いを通じてアイディアの共有ができたことは非常によかったです。子どもたち、受講者の方をこれから指導していく上で、今回インストラクターの方が受講生の考えを否定せずに引き出してくれる姿を通して、自分自身が取り組んでいくべき姿をイメージすることができました。今後指導していく中で今回のインストラクターの方々に教わった点を踏まえて指導したいです。
三木卓也 氏
普段は、室蘭地区でキッズ・女子の普及事業に携わっています。また、それぞれの活動の様子について、室蘭地区サッカー協会ホームページ内「普及委員会ブログ」にて発信する取り組みもしています。インストラクターの方からは常に一貫して「キッズを育てる立場」を意識させていただき、視野が広がったと思います。キッズリーダーは「これまでサッカーをしたことがない」「子どもがサッカーをはじめたから」という方も対象にすることが多く、サッカーを知らない方とサッカーとの架け橋になる重要なポジションであると思います。JFAがこれだけ子どもたちの成長を真剣に考えているということを一人でも多くの方に伝えていけるようになりたいと思いました。
宮島鉄也 氏
講義、実技ともに大変勉強になりました。キッズ世代についての内容はもちろんのこと、講師をつとめなければならない立場になるので、その時の心構えや注意点など学ぶことができました。また全国の方々と部屋を共にすることができ、様々な情報交換ができたり、刺激を受けたことも自分にとっては大きなプラスになりました。
公認キッズリーダー養成講習会は、47都道府県サッカー協会にて行われています。
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