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JFA公認指導者リフレッシュ研修 [SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第20節 シュライカー大阪vs湘南ベルマーレ ゲーム分析] 開催報告
2016年11月22日
フットサルのゲーム分析をテーマにしたリフレッシュ研修会が11月19日(土)、大阪府の岸和田市総合体育館で開催されました。
今回はFリーグ第20節 シュライカー大阪vs湘南ベルマーレ戦において、実際に試合の指揮を執った大阪の木暮賢一郎監督に、試合前に戦略に関するガイダンスを、試合後にはその振り返りをしていただきました。
なお、次回以降の開催予定は下記のとおりです。
12月10日(土) フウガドールすみだvsヴォスクオーレ仙台 @墨田区総合体育館
12月11日(日) エスポラーダ北海道vsバルドラール浦安 @北海きたえーる
※申し込みは、JFA登録サイト「KICKOFF」にて受付中です。
インストラクターコメント
小西鉄平 さん(JFAフットサルテクニカルダイレクター)
昨年から実施しているFリーグのコーチングスタッフによるリフレッシュ研修会の最大の特徴は、現役監督やコーチが試合前の戦略ガイダンスと試合後のフィードバックを行うことです。今回はシュライカー大阪対湘南ベルマーレの試合前に、シュライカー大阪の監督である木暮氏に登壇いただき、湘南ベルマーレ戦に向けての1週間の準備方法、また試合における戦略についてお話をいただきました。まずは実際に選手に対して行うビデオミーティングの手法や、どんなポイントに気をつけて選手に話をしているのかをお話しいただきました。
例えば、相手の強みを多く見せて「注意」のメッセージを強調するのか、また自分達の強みを見せて「自信」への働きかけをするのかなど、単純なビデオミーティングとはいえ、伝わり方の細部まで意識していることが伺えました。また木暮監督が強調していたのは、ビデオで見せることと1週間の練習、そして試合が全て連動していないと意味がないということです。監督は対戦相手について、直近の3試合から5試合程度を分析し、次の対戦に向けて戦略を練り、それを実現するために1週間の準備としてトレーニングやミーティングを実施します。またそこで行ったことが実際の試合で本当に起きていることが重要であると話されていました。以上のポイントについて30分ほど講義を行い、その後は実際の試合を観戦し、先ほどの監督から話のあったポイントが実際の試合で起きているかの確認を受講生が行い、試合後には、再度木暮監督に登壇いただき、試合を振り返っていただきました。
試合自体は木暮監督が話していた内容に近いものであり、受講生も試合に向けた準備の質がとても大切であると理解を深めたと同時に、準備していたこととは全く違うことも起きるのが試合であり、それに対応することも準備と同じように監督として必要な要素の一つであることも理解することができました。
このような素晴らしい機会を提供していただいたFリーグ、シュライカー大阪、湘南ベルマーレの皆様に心より感謝を申し上げます。またお忙しい中ご参加いただきました受講者の皆様にも併せて感謝申し上げます。
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