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2018年度 S級コーチ養成講習会がスタート
2018年05月21日
2018年度S級コーチ養成講習会が5月12日からスタートしました。
2017年12月に実施したトライアルで選考された20名の受講生が、12月の最終試験までの11週にわたり、指導実践・分析、コーチング論をはじめ様々なカリキュラムを受講していきます。
第1週目となる12日(土)からの短期講習では、日産スタジアムでの横浜F・マリノス対ガンバ大阪の試合を視察。
13日(日)には筑波大学「野性の森」での野外研修を通して相互理解を深めました。午後からはいよいよ会場を「鹿島ハイツスポーツプラザ」へ移し、12日の試合分析のグループワーク後に分析内容を発表し、抽出した課題に沿った指導実践のテーマを決定しました。
14日(月)からは各グループ毎に決めたテーマでの指導実践を実施。流通経済大学のご協力により派遣いただいたサポートプレーヤーと共に質の高い指導実践を実施することができました。
17日(木)の最終日には試合中のコーチング/チームマネージメントとして、仮想「横浜F・マリノス」対「ガンバ大阪」のゲームを実施し、短期講習のまとめを行いました。
21日(月)からの都内集中講習からは、毎週受講生のみなさんが順次講習会の様子を報告していきます。
来週は今年度の受講者代表 寺田周平さん(川崎フロンターレ所属)よりお伝えします。
インストラクターコメント
鈴木淳 インストラクター
2018年度のS級講習会が始まりました。短期講習会集合時の受講生の緊張した面持が、終盤には笑顔に変わっていったことは非常に嬉しいことです。受講生にはこの講習会を楽しみ多くの人から刺激を受け、多くの学びを自分の力に変えていってほしいと思います。12月までの長い講習会になりますが、受講生と我々インストラクターが日本サッカーのレベルアップに貢献できるように共に協力し、良い講習会にしたいと思います。
望月一頼 インストラクター
JFAの指導者養成講習会の中で、大切にしている「Open Mind」を、20名の受講生が示してくれた6日間の短期講習でした。事前課題である、対戦チームの分析のグループワークの時間から積極的なディスカッションがなされ、質の高い意見交換がされていました。翌日の野外研修では、それぞれのキャラクターを発揮しながら、課題の克服取り組み、さらにお互いの理解を深めて行く変化がみられました。今回発揮した取り組み姿勢をベースに、これから進めるプログラムを、受講生がさらにお互いに刺激し合うことできる講習会になるためのスタートがきれたと思います。