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2019年度フットサルA級コーチ養成講習会(前期)を三重県鈴鹿市で開催
2019年05月10日
2019年度フットサルA級コーチ養成講習会(前期)が、4月22日(月)から26日(金)の5日間、三重県鈴鹿市の鈴鹿スポーツガーデンで開催されました。今年で3年目となる今回の講習会には、全国リーグ・地域クラブや日本代表など、様々な指導現場を持つフットサル指導者達が参加しました。
冒頭のガイダンスでは前川義信チーフインストラクターからA級が目指すコーチ像や学ぶべきことの説明があり、ロジカルコニュニケーションスキルやフィジカル理論の共通科目、さらにセットプレー攻守、トランジション、特殊局面等の専門科目の講義及び実技が行われました。
本講習会の中期は7月に、後期は12月に開催されます。
講師コメント
前川義信 JFAチーフフットサルインストラクター
前期の講習会は、チーフインストラクターとして活動している私と、阿久津貴志インストラクターがメイン講師として講習会を進めました。
フットサル指導者ライセンスは、現在C級からA級まで積み上げられておりA級前期では、自身のプレーシステムのデザインを行うガイドラインを学ぶ段階となります。B級まで学び積み上げられたベースに加え、座学そして実技を通じて、エリートレベルで求められる、プレスの回避・セットプレー攻守・トランジション攻守・特殊局面攻守の分類や定義などを学び、さらにチームにどのような戦術的プランニングをもって浸透させていくのか、という内容で行われました。
A級の受講者には、ナショナルコーチングスタッフや、多くの男女全国リーグのスタッフ経験者に加え2種や3種の指導者も見受けられました。受講者の皆さんには、各カテゴリーにおける地域でリーダシップを発揮し、周囲の仲間に良い影響を及ぼす役割を担うことが期待されています。そのためには、フットサルを整理したうえで深く理解し、自分のプレーモデルを作り上げることが出来る自立した指導者であることが求められます。前期ではその第一段階の取り組みが行われています。
皆さんにとっては新しい学びが多くハードな5日間ではありましたが、貴重な時間を割き新たな学びとディスカッションを通じて自信を高めようとする姿には頭が下がる思いで一杯でした。そんななかで充実した時間を過ごせたのではと思います。皆さんの指導力は次回までの学習で更に磨き上げられるでしょう。中期に再会するのが楽しみです。
最後になりますが、会場となったスポーツマンハウス鈴鹿様、鈴鹿スポーツガーデン様に感謝申し上げます。
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