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都道府県サッカー協会取り組み紹介-第4種の取り組み(大分県サッカー協会)

2014年09月06日

都道府県サッカー協会取り組み紹介-第4種の取り組み(大分県サッカー協会)

各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」の12テーマの下、ご紹介します。全国でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。
今回は第4種の取り組みの4回目となります。

※以下の寄稿記事はJFA news 8月号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。

第4種の取り組み~大分県サッカー協会

安東幹雄 大分県サッカー協会第4種委員長

大分県の4種は、10地区で123の登録チームが活動しています。全国で行われている8人制をU-11年代でいち早く取り入れ、昨年から主催大会は全て8人制で実施しています。

今年度からは、こくみん共済U-12サッカーリーグも全地域で行っています。全日本少年サッカー大会の出場資格にリーグへの参加が加えられたことから、より多くのチームが参加するものと思われます。リーグ戦の定期開催と全日本少年サッカー大会の冬季移行に伴い、これまで実施されてきた各地区での大会やスポーツ少年団の交流大会も日程を調整する必要が生じました。各大会の趣旨や伝統を尊重するとともにスポンサーや地域、学校の事情を考慮しながら、早急に日程を調整していきたいと思います。

また、県協会主催の3大会では、技術委員会と連携し、暴力根絶など指導者の資質向上のため、トレセンスタッフを中心にテクニカルレポートを作成し、大会の抽選会時に参加チームの指導者に還元しています。

さらに、女子選手の育成および交流にも力を入れています。U-12年代の女子選手は4種登録になるため、女子委員会や技術委員会と連携しながら、昨年から「OFA Boys(U-10)Girlsサッカーフェスティバル」や「郡市対抗ガールズサッカー選手権大会」を開催しています。「Boys(U-10)Girlsサッカーフェスティバル」は、4年生以下の男子選手とU-12年代の女子選手で構成されたチームで、常時2人以上の女子選手の出場を義務付けています。U-12年代に登録している女子選手は120人ほどいますが、これまでその多くは出場機会が少なく、本来のサッカーの楽しさを味わうまでには至っていませんでした。昨年は10チームが出場して延べ約50人の女子選手が参加、2回目の今年は15チームが出場して49人の女子選手がサッカーを通じて交流しました。 郡市対抗ガールズサッカー選手権大会については昨年、県下18市町村のうち大分市と速杵国東地区の2地域で開催されましたが、今年は既に大分市、別府市、杵築市、国東市、日田市からの参加希望があります。引き続き、より多くの参加を各地域へ呼びかけていく予定です。

トレセン活動でも、指導者の交流やトレーニングの実施などにおいて4種年代の男子と女子の協働に努めています。キッズ年代としては、キッズフェスティバルやキッズリーグ、グラスルーツフェスティバルを計画的に開催し、巡回指導など多くの子どもたちが楽しめる場を提供しています。

キッズ、ジュニア(U-12)年代はサッカーと出会う大切な時期です。より多くの子どもたちがより良い環境でサッカーを楽しみ、有意義な育成ができるよう、関係スタッフ一丸となって取り組んでいきます。

 

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