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都道府県サッカー協会取り組み紹介-フットサルの取り組み(宮城県サッカー協会)
2014年11月18日
各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」の12テーマの下、ご紹介します。全国でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。
今回からフットサルの取り組みをご紹介します。
※以下の寄稿記事はJFA news 11月号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。
フットサルの取り組み~宮城県サッカー協会
「宮城県フットサルのさらなる発展に向けて」
渡辺秀一 宮城県サッカー協会フットサル委員長
今年は宮城県フットサル界にとって、嬉しいニュースが続いています。
ヴォスクオーレ仙台がFリーグに参入したのをはじめ、「第10回全日本大学フットサル大会」で東北大学が初優勝を飾り、「第1回全日本ユース(U-18)フットサル大会」では聖和学園FCが初代王者となりました。本県のフットサルは技術的にも素晴らしい成長を見せています。
県リーグ1部・2部や一般オープンリーグ、女子リーグなどでは、多くの試合をこなす中で技術のレベルアップが図られています。一方、大学やU-18、U-15男女の各種別においては、チーム数が少ないこともあり、試合を経験できる機会が乏しいのが実情です。特にU-15年代の男女は大会などが開催される頻度も少なく、まだまだサッカーとの温度差が見られます。
宮城県はフットサルの民間施設が充実しています。そこで、施設の利用者を取り込んで子どもから大人まで誰もが楽しめる大会として「JFAフットサルエンジョイ大会」を年3回実施しています。フットサルの個人登録者数は増加傾向にありますが、実際は各民間施設を拠点とする活動が多くを占めており、正確なフットサルプレーヤーの数は未知数です。これらの施設利用者を登録数の中に取り込むべく、各カテゴリーの大会を計画的に開催するなどして普及活動に取り組んでいます。
今後は、U-18、U-15の大会の数を増やすとともに、フットサルを部活動のひとつとして発展させるための取り組みやフットサルの専門的知識や技術を持つ指導者の育成、活動場所の整備など、必要性の高いものから順次検討していきたいと考えています。フットサル委員会としての活動は現在、大会運営が中心となっていますが、フットサル人口の増加に伴い、組織の充実化やエンジョイ層の獲得も図りながら、本県のフットサルを全国に発展させていく考えです。
Fリーグの設営を手伝うボランティアの聖和学園高校の生徒、ヴォスクオーレ仙台の
選手によるボランティアの高校生への指導の様子
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