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都道府県サッカー協会取り組み紹介‐第1種の取り組み(和歌山県サッカー協会)

2015年06月15日

都道府県サッカー協会取り組み紹介‐第1種の取り組み(和歌山県サッカー協会)

各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」「障がい者サッカー」の13テーマの下、紹介しています。全国各地でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。今回も引き続き第1種の取り組みを紹介いたします。

※以下の寄稿記事は、JFA news 2015年5月情報号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。

第1種の取り組み~和歌山県サッカー協会

中村嘉宏 1種委員長
《「紀の国わかやま国体」開催を機に活性化を図る》

和歌山県では、9月26日から10月6日まで「紀の国わかやま国体」が開催されます。本県での国体開催は44年ぶりのことです。サッカー競技(成年男子)は、9月27日から30日まで、紀の川流域の橋本市、紀の川市の運動公園で行われます。開催にあたり、和歌山県サッカー協会では今、種別の垣根を越え、スタッフが一丸となって大会運営の準備を進めています。われわれ1種委員会も、大会の成功を目指して鋭意取り組んでいるところです。

昨年は9月26日から10月1日にかけて国体リハーサル大会(第50回全国社会人サッカー選手権大会)を開催しました。全国9地域から32の社会人チームを迎え、熱戦が繰り広げられました。感動的なゲームが多く、あらためてサッカーの魅力を感じとってくれた県民も多かったように思います。われわれもその貴重な経験を今年の国体や今後の各種大会の運営に生かしていきたいと考えています。

さて、本協会が策定した「和歌山FA行動計画2010」では、1委員会が2015年に達成すべき目標として、社会人リーグの活性化に向けて①リーグを再編する(1部・2部各6チームとし、地区リーグを新設する)、②関西サッカーリーグDivision1、Division2に各々1チーム以上参戦する、③1種登録を45チームとする、④シニア登録チームを10チームとする、などを掲げました。

しかし、1部・2部各6チームという形は実現したものの、地区リーグの新設には至っていません。また、関西サッカーリーグもDivision1に1チームが参戦しているだけで、上位リーグの厚い壁に跳ね返されています。

本県には、Jリーグはもとより日本フットボールリーグ(JFL)に所属するチームもありませんので、一日も早く上位リーグに所属するチームを誕生させたいと考えています。そんな中、昨年の日本スポーツマスターズ2014埼玉大会では、本県代表チームが激戦の関西予選を勝ち抜き、全国大会でも高いパフォーマンスを発揮しました。この活躍を起爆剤に、ひとつでもレベルアップして社会人サッカーの活性化を図っていきたいと思っています。

現在、国体開催に伴って競技場などの施設の充実や道路網の整備が進められています。まさに今年はチャンスの年です。われわれも広くサッカーの魅力を伝えるとともに、誰もがサッカーを楽しめる環境を整え、サッカーファミリーの増大を図っていきます。

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