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都道府県サッカー協会取り組み紹介‐ビーチサッカーの取り組み(愛知県サッカー協会)
2016年01月12日
各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」「障がい者サッカー」の13テーマの下、紹介しています。全国各地でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。
今回も引き続き、ビーチサッカーの取り組みをご紹介いたします。
※以下の寄稿記事は、JFAnews2015年12月情報号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。
ビーチサッカーの取り組み~愛知県サッカー協会
清水俊博 フットサル競技委員長
「愛知県ビーチサッカーリーグの再開を目指して」
愛知県では一時期、ビーチサッカーの県リーグを開催していました。しかし、海岸の浸食などで会場が利用できなくなり、新たな開催場所も見つからなかったため、実施を断念していました。
2015年に一般財団法人日本ビーチサッカー連盟が設立され、ビーチサッカーにおいて大きな変化が起こる年になると考え、昨年11月に蒲郡市のラグーナビーチで、普及を目的とした小学生対象のビーチサッカークリニックを開催しました。ビーチと言っても、普段は野外コンサートなどでの使用が多いため、土のグラウンドのように砂が固まっており、そのままではとてもビーチサッカーができない状態でした。そこで6月と11月の年2回行われる海岸整備の日に合わせて大会の日程を調整し、ゴールを他県より借り受けて開催しました。クリニックは大変好評で、ビーチサッカーの面白さを十分伝えることができました。
その実績を踏まえ、今年6月の最終週にも同会場で東海ビーチサッカーリーグを開催。しかも、この時、FIFAビーチサッカーワールドカップ(7月/ポルトガル)に向けて出国直前だったにもかかわらず、ビーチサッカー日本代表のマルセロ・メンデス監督と茂怜羅オズ選手が駆けつけてくれ、クリニックを併催することができました。東海ビーチサッカーリーグの所属チームからそれぞれ選手の派遣協力も得て、小学生から高校生まで60人の子どもたちにビーチサッカーを体験してもらうことができました。協力してくれた選手はもちろん、運営する立場としても大きな刺激を受けた一日になりました。
最も心配していた会場に関しては、マルセロ・メンデス監督や茂怜羅オズ選手から良い評価をいただきました。遊園地とショッピングモールが目の前にある素晴らしい環境です。
東海ビーチサッカーリーグは、愛知県から3チームが参加。そのうち2チームは全国大会にも出場している実績のあるチームです。クリニックに参加した子どもたちからは「また砂浜でボールを蹴りたい!」「オーバーヘッドでシュートを決めたい!」と感想をもらっています。
観覧車と砂浜と音楽とサッカー。楽しくないわけがありません。山積する問題を一つ一つ解決しながら、愛知県ビーチサッカーリーグの再開を目指して準備を続けていきたいと思います。
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