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都道府県サッカー協会取り組み紹介‐施設委員会の取り組み(熊本県サッカー協会)
2016年03月22日
各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」「障がい者サッカー」の13テーマの下、紹介しています。全国各地でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。
今回も引き続き、施設委員会(環境整備)の取り組みをご紹介いたします。
※以下の寄稿記事は、JFAnews2016年2月情報号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。
施設委員会の取り組み~熊本県サッカー協会
満田和浩 常務理事
「新たな拠点づくりに向けて」
JFAからの助成金を一部財源に2009年3月、宇城市に「熊本県フットボールセンター(熊本宇城スポーツアカデミー)」が完成しました。JFAアカデミー熊本宇城が隣接していることから、熊本県サッカー協会ではトレセン・指導者育成の拠点として位置付けています。しかし、フットボールセンターは宇城市で整備した公の施設として広く市民に開放されており、熊本県サッカー協会が主体的に利用できる施設とは言えません。
一方、県内にあるスポーツ施設を見ても、各カテゴリーのサッカーファミリーが気軽にプレーを楽しめる場所は限られており、休日ともなれば、天然芝や人工芝の施設は予約するにも一苦労するなど、プレー人口やニーズに供給が見合っていないのが現状です。
2015年度のスタートに当たり、県協会は、基本構想実現に向けた「優先活動目標・2015重点目標」の中で「フットボールセンター建設」を大きな目標として掲げました。同年6月、田川憲生会長の会長就任時には、「熊本県を全国で有数のサッカー王国に育てる」「フットボールセンター建設」という方向性が示されました。それを基に、会長を筆頭に11人で構成されるフットボールセンター建設委員会(以下、建設委員会)を発足させました。
建設委員会のこれまでの活動としては、JFAのグリーンプロジェクト参画や47FA訪問会議時に施設整備助成事業の概略について再確認し、別途、JFA総合企画部の職員を招いて勉強会も実施しました。さらに、情報収集を進めながら、建設にかかる候補地の選定、施設.グランド(照明・クラブハウス・県協会事務所)とその所有・管理形態、事業計画・予算(建設資金の調達)、タイムスケジュール等について検討、活発な意見交換がなされました。
その結果、2016年度をキックオフとして2020年3月完成に向けたアクションプランを策定することが決定しました。それをサッカーファミリーと共有しながら県民運動的活動として機運を高めていくことが今後の大きな課題です。
建設委員会が進めているフットボールセンターが新たな熊本県サッカーの拠点となり、多くの人たちが安全で快適にサッカーを楽しめる環境整備に必ずや貢献できると信じています。
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