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「澤穂希 特別展 トークイベント」を開催 ~日本サッカーミュージアム~

2016年05月16日

「澤穂希 特別展 トークイベント」を開催 ~日本サッカーミュージアム~

昨シーズン限りで現役を引退した澤穂希さんの功績を称え日本サッカーミュージアムで好評開催中の「澤穂希特別展」を記念したトークイベントが5月15日(日)、同サッカーミュージアムで開催されました。

澤さんと親交の深い小倉純二JFA最高顧問が聞き手となり、澤さんの少女時代のサッカーとの出会いから、心機一転で渡ったアメリカでの体験、Lリーグ時代の生活、日本女子代表「なでしこジャパン」としてのオリンピックやワールドカップへの挑戦、ドイツワールドカップでの優勝、バロンドールの受賞、そして惜しまれての引退まで、サッカー選手としての歴史を、映像を交えながら語っていただきました。

質問コーナーでは、サッカーをプレーする少女から「サッカーについて重要な事は何か」との問いに対し、澤さんからは「楽しむことです。そして練習を120%やること」とアドバイスがあり、「なでしこジャパンの監督にはならないのか」という質問には、「これから資格を取り、そのような機会があれば協力したい。」と力強い回答がありました。

また、皇后杯優勝を最後に引退し、その後の仙台での生活など、澤さんのプライベートな一面もお話され、満員の会場は終始、和やかな雰囲気に包まれました。

澤さんからは、これからも日本のスポーツ、そしてサッカーのために、積極的に普及活動に参加していく決意表明があり、来場者全員から大きな拍手が送られました。

コメント

澤穂希 さん
本日のトークイベントは、小倉さんが終始リードしてくださいましたので、安心してお話しすることができました。小倉さんとの対談を通して、これまで自分が経験したサッカーを振り返るとともに、あらためて自分のことを知る貴重な機会となりました。ご来場くださったお客様は、皆さま温かい方ばかりでしたので、自分自身とても楽しい時間を過ごすことができました。多くの方にご参加いただきありがとうございました。

小倉純二 日本サッカー協会最高顧問
澤さんを大好きな皆さんが、大勢参加されて、熱心にお話を聞いていただくとともに、活発に質問を頂戴し、感謝しています。澤さんが、これまでに「なでしこジャパン」の発展の為に、様々な努力をされてきたことが、多くの方々に理解してもらえたと思います。そしてフランクに、澤穂希の歩んでき道と「なでしこジャパン」での出来事について語ってくださり、嬉しいかぎりでした。

大仁邦彌 日本サッカーミュージアム館長
長年日本女子サッカー界をけん引されてきた澤さんの歴史を振り返ることで、ご来場くださったお客様は、日本女子サッカーの歴史と共に、その中で澤さんが経験し学んできた多くのことを共有出来たのではないかと思います。質問コーナーでは、お子様から大人の方まで積極的に澤さんに問いかけ、交流を楽しみ、澤さんを身近に感じることができたのではないかと思います。

参加者コメント

望月彩加(もちづき あやか)さん
澤さんがボランチとしてチームのために走り回っていたところが大好きです。ドイツワールドカップでの なでしこジャパン対ドイツの得点シーンで、岩渕選手から澤さんが絶好のパスを受けたと思ったら、実はトラップミスだったという話は、とても楽しかったです。

網中夏葵(あみなか なつき)さん
澤さんが小学生の時に所属していた「府ロクサッカークラブ」で、男の子に混じって唯一の女の子として頑張っていたお話しが大変印象に残りました。澤さんはサッカー選手としてサッカーが上手なだけでなく、優しい方だと思います。小倉さんとの掛け合いは、楽しくて笑ってしまいました。

辻村亮子(つじむら りょうこ)さん、江畠久美子(えばた くみこ)さん、江畠貴美子(えばた きみこ)さん
今回のトークイベントは夢の様な時間でした。今日は9時頃から並んで前の席をゲットしました。澤さんは近くで見ると、すごく華奢で、試合で見るときと違った印象を受けました。一番印象に残ったのは、FIFA女子ワールドカップドイツ2011決勝戦の話です。延長後半の澤さんの同点ゴールについて、澤さん自身のコメントを聴けて感無量でした。質疑応答で質問をすることができました。サッカーを通した感動やなでしこリーグについてなど、もっと色々なことを伝えたかったのですが、絞りに絞って聞きたかったことを質問できて良かったです。

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