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キッズ巡回レポート(1/7~1/25)
2021年02月19日
日本サッカー協会では、各都道府県のキッズ委員会を中心に「巡回指導」を各地で開催しています。
「巡回指導」では、各都道府県協会の巡回指導員が幼稚園や保育園、小学校に出向き、子どもたちにサッカーを楽しんでもらう各種プログラムを提供しています。サッカーの経験や知識があまりなく、なかなか自信を持って教えることができない保育士の皆さんや先生方に、サッカーの指導を専門とするスタッフが加わって、子どもたちがボールを使って体を動かす時間を設ける取り組みです。ここでは各地での巡回指導の様子をご紹介します。
1月7日(木) 飯田北こども園(静岡県静岡市)
当日は37人の年長児が参加しました。風が強い中、挨拶から元気が良く、始まる前もみんなで走って準備をしました。コーチが話をするたびに、元気よく「はい!」と返事をし、最後まで諦めないことをコーチと約束をしました。手と足で行うボールフィーリングに、最初は難しいと言っていた子どもたちも、途中から「やればできる!」と自分たちで声を掛け合い、「頑張るよ!」と協力しながら行いました。試合は女の子と男の子と分かれて行い、観ている子どもたちは応援するなど白熱した対決となりました。体を動かす事を楽しみ、またお友達と切磋琢磨して活動することができました。
コメント
深澤沙季 スタッフ(FA巡回指導員)
始まりから最後まで、全力で一生懸命取り組んでいました。お互いに声を掛け合う姿や応援する姿もあり、元気いっぱいに活動しました。初めてサッカーをやる子もボールに慣れていない子も、最初は難しいと言っていましたが、何回もチャレンジすることで少しずつ出来るようになり、コーチにできたよ!と見せに来てくれる子が多くいました。
柳澤 先生(巡回先関係者)
いろいろな運動を取り入れてもらい、ボールと仲良くなる方法を上手に教えてくださり、子どもたちも楽しくやることができました。すごく楽しかったようで、「また試合をやりたい」と張り切っていました。ボールもいただき、指導もわかりやすくとても楽しかったです。ありがとうございました。
1月21日(木) 静岡隣人会保育園(静岡県静岡市)
年長児30人を対象にエスパルスドリームフィールド静岡で実施しました。スタッフが会場に着いてバスから降りると、すぐに元気な挨拶で迎えられ、支度を終えてピッチに入ると、友達と競争しながら走っている子、先生や友達と鬼ごっこを楽しむ子など、始まる前から元気とパワー全開で活動開始を待ちわびているようでした。活動は、元気な声が聞こえるなか準備体操から始まり、様々な動きを取り入れたサーキット、一人ひとつずつボールを使ったボールあそびやシュート、そして最後には大接戦で大盛り上がりとなった試合を行いました。
コメント
富田紗希 スタッフ(FA巡回指導員)
元気いっぱいで、笑顔もたくさん見られた活動になり、あっという間の1時間でした。活動の中で、難しいことやできないことがあっても何度も挑戦していました。最後まで諦めずに取り組むだけでなく、頑張っている友達を応援する素晴らしい姿も見ることができ、とても嬉しく思いました。そして、何度も挑戦する中でできるようになった時には、満面の笑顔で「できたよ!!」と先生や友達、コーチに嬉しそうに報告していました。
1月25日(月) 田子浦幼稚園(静岡県富士市)
年長児2つのクラスごと、計32人で開催しました。暖かな気候の中、広々とした園庭で、園児達はコーチたちの話をよく聞いて、元気いっぱいに体を動かしました。先生方の協力のもと、普段からサッカーをやっている子や初めて行う子にかかわらず、出来ないこともあきらめずに一生懸命取り組みました。
コメント
柏木進太郎 スタッフ(FA巡回指導員)
コーチと最初にした3つのお約束を守って、とても積極的に取り組んでくれました。動きづくりから始まり、最後の試合まで、笑顔が多く楽しそうに活動していたのが印象的でした。園にも素晴らしいゴールがあるので、これを機にサッカーを好きになってもらえたら嬉しいです。
大石 先生(巡回先関係者)
普段、運動が得意な子、不得意な子もいる中で、無理なく活動できたことが良かったです。子どもたちからも活動後に「サッカーできた!!」という声もあり、達成感を味わえたことが嬉しく、子ともたちが楽しそうに笑顔で活動出来たことが良かったです。