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キッズ巡回レポート(10/12)
2022年11月21日
日本サッカー協会では、各都道府県のキッズ委員会を中心に「巡回指導」を各地で開催しています。
「巡回指導」では、各都道府県協会の巡回指導員が幼稚園や保育園、小学校に出向き、子どもたちにサッカーを楽しんでもらう各種プログラムを提供しています。サッカーの経験や知識があまりなく、なかなか自信を持って教えることができない保育士の皆さんや先生方に、サッカーの指導を専門とするスタッフが加わって、子どもたちがボールを使って体を動かす時間を設ける取り組みです。ここでは各地での巡回指導の様子をご紹介します。
10月12日(水) 船津保育所(山梨県南都留郡富士河口湖町)
当日は75名の年長さんを3クラスに分けて指導させていただきました。活動の目的を「失敗を恐れず色々なことに、チャレンジしてみよう!」と位置付けて、どんどん積極的にプレーできるよう促しました。はじめはボールをキャッチ、ボールを足で止める・運ぶことができなかった子もいましたが、デモンストレーションを使ってコツを伝えると、しっかりと見て、聞いてくれて、成功する回数が増えていきました。何よりも、子どもたちが積極的に取り組んで、集中してチャレンジしてくれたので、楽しい雰囲気でサッカーができました。サッカー教室が終わるときに「もっとサッカーがやりたい!」という言葉が子どもたちから聞けたことが良かったです。
コメント
大竹雅人 スタッフ(たけのこコーチ/FA巡回指導員)
子どもたちはコーチの話を聞くことが上手にできていたので、動作の説明やルールをより具体的に伝えることができました。それによって体を動かす楽しさや、できないことに挑戦する楽しさを体感してくれたのではないかと思います。また、ドリブルシュートのメニューでは段々とボールを上手く扱えるようになってきて、子どもたちの笑顔や笑い声も徐々に増えていきました。最後の試合でも白熱したバトルを繰り広げていて、たくさんゴールを決めていました。
米倉知穂 スタッフ(おこめコーチ/FA巡回指導員)
私は今回サポートで子どもたちと接しました。子どもたちはとても元気で、色々なことに積極的に取り組んでくれました。1クラス45分という短い時間で、子どもたちにとって忘れられないぐらい楽しい時間になってほしいという思いで私も全力を出しましたが、そのパワーを上回るぐらいのパワーを子どもたちも出してくれて、最後の試合が終わった後にはみんな汗びっしょりで疲れ果てていました。子どもたちにはそれぐらい夢中になれることを見つけて、これからも頑張っていってほしいです。
中村恵子 先生(船津保育所 主任保育教諭)
サッカー教室ありがとうございました。ボールを持ったまま走るところから、ステップアップさせて蹴るところに展開していき、子どもたちが飽きずに楽しくボールに触れていました。コーチの元気にも子どもたちは刺激され夢中でボールを追いかけていました。ミニゲームではボールの数が増えた分、ボールに触れる子が増え、シュートができて喜ぶ子どもの姿が見られました。保育所では、日頃の戸外あそびでも積極的にサッカーをしています。子どもたちが自主的にボールを出してきています。このサッカー教室を通して、もっとサッカーを楽しむ子が増えると嬉しいです。ありがとうございました。