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キッズ巡回レポート(1月)

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2020年02月20日

キッズ巡回レポート(1月)

日本サッカー協会は、各都道府県のキッズ委員会を中心に「巡回指導」を各地で開催しています。
「巡回指導」では、各都道府県協会の巡回指導員が幼稚園や保育園、小学校に出向き、子どもたちにサッカーを楽しんでもらう各種プログラムを提供しています。サッカーの経験や知識があまりなく、なかなか自信を持って教えることができない保育士の皆さんや先生方に、サッカーの指導を専門とするスタッフが加わって、子どもたちがボールを使って体を動かす時間を設ける取り組みです。ここでは各地での巡回指導の様子をご紹介します。

1月22日(水) 清水庵原小学校(静岡県静岡市)

小学4年生2クラスを対象にサッカー教室を開催しました。あいにくの曇り空でしたが雨もなんとか持ちこたえてくれての開催となりました。コーチ3名、先生1名が一緒に活動し、講義、鬼ごっこ、ボールフィーリング、試合のメニューを行いました。1人1個のボールを使ってのボールフィーリングでは、ボールタッチやドリブルをしました。最後のゲームでは男女に分かれて行い、どちらも白熱した試合展開となり最後まで諦めない姿勢が印象的でした。子どもたちは45分間笑顔で楽しく活動に取り組んでくれました。

コメント

森田祐史 スタッフ(FA巡回指導員)
始まりの挨拶から元気よく活発な子どもたちでした。ボールフィーリングではドリブルやリフティングなどを行い、サッカー経験のある上手な子がサッカー経験のない子に教えてあげる姿も見られました。ドリブル練習では、最初はボールがうまく扱えない子が多かったですが「ボールをつま先で扱おうとするとボールが体からはなれてしまうね」と伝えるとそこからは徐々にうまく扱えるようになれました。最後のゲームでもドリブル練習を生かし積極的にチャレンジしていました。

1月23日(木) 吉永第一小学校(静岡県富士市)

1年生から4年生までの生徒児童計265名が参加しました。体育館での開催でしたが、鬼ごっこやボール運動など積極的に取り組んでくれました。最後に行った試合でも全員が一生懸命にボールを追いかけ、諦めずにゴールを目指していました。

コメント

酒井亮輔 スタッフ(FA巡回指導員)
初めてサッカーに触れる子もいましたが、児童同士も協力しながら前向きに取り組んでくれました。ボールフィーリングのトレーニングではサッカー経験がある児童が不慣れな児童を教えている場面もあり、ボールを使った活発なコミュニケーションを取る姿が多かったです。最後の試合では自然と他のチームを応援する声も聞こえ、白熱した好ゲームも多く見られました。

1月28日(火) 奥山幼稚園(静岡県浜松市)

今回は近隣の幼稚園との交流保育と重なり、10名の園児で行いました。保護者の方も数名見学に来られており、良いところを見せようと子どもたちは張り切って元気よくサッカーを行うことができました。

コメント

波多野雅士 スタッフ(FA巡回指導員)
前日の雨で園庭が使用できず、室内での教室になりましたが、予定通りのプログラムを行うことができました。子どもたちは終始元気よく積極的にボール運動に取り組み、最後の試合ではボール運動で行ったドリブルからシュートを決めることができ、少しですが成果を見ることができました。教室終了時にはいっぱい汗をかいて、楽しく充実感のあるサッカーを子どもたちと行うことができました。

担当先生/巡回先関係者(園長、保育士等)
毎回、魅力的な内容でご指導いただきありがとうございます。コーチの方が明るい雰囲気で子どもたちも親しみを持って体を動かし、サッカーの楽しさを味わうことができました。試合の時間も多く、子どもたちの気持ちも盛り上がっていました。コーチの方がどの子にもボールが行くように時々介入してくれたのもよかったです。

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