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第4回全日本ユース(U-18)フットサル大会 8月17日(木)に開幕 ~第3回大会プレイバック~
2017年08月10日
U-18年代のフットサルチーム日本一を決する「第4回全日本ユース(U-18)フットサル大会」が、8月17日(木)に開幕します。全国の予選を勝ち抜いた16チームが仙台市に集結し、20日(日)に開催される決勝を目指します。今回は、熱戦が続いた前回大会を振り返ります。
第3回大会にも16チームが出場し、4チームずつ4グループに別れて1次ラウンドを行ない、各グループの上位2チームが決勝ラウンドに進出しました。
グループAでは、滋賀県立野洲高等学校(関西1/滋賀)が大会初日に2連勝を収め、早々に決勝ラウンドへの切符を手にしました。大混戦となったグループBでは、シュライカー大阪 U-18(関西2/大阪)が初戦で北星学園大学附属高等学校(北海道1/北海道)に敗戦。その後、2連勝と立て直しますが、2勝1敗で並んだ3チームの対戦成績により、3位に。この結果、決勝ラウンドは史上初めてFリーグ所属クラブの下部組織チームなしで行われることとなりました。その他、グループCでは中央学院高等学校(関東2/千葉)が3連勝で首位通過。帝京長岡高等学校(北信越/新潟)は、出場16チーム中最多の23得点と圧倒的な攻撃力を見せつけ、グループDを突破しました。
準々決勝の4試合のうち、1次ラウンドを1位通過した4チームのうち3チームが敗れる波乱もあり、ベスト4に勝ち残ったのは、香川県立高松商業高等学校(四国/香川)、フットボウズ・フットサル U-18(関東1/東京)、岡山県作陽高等学校(中国2/岡山)、帝京長岡高の4チームとなりました。
準決勝の高松商業高とフットボウズの一戦は、高松商業高が安西真輝選手と宮本蓮選手の得点で先行しますが、後半にフットボウズの岡部直樹選手の2ゴールが生まれ、PK戦に突入。3-2で競り勝ったフットボウズが決勝に駒を進めました。
もう一方の準決勝では、第1回大会から3大会連続で出場している作陽高と帝京長岡高が激突。序盤から一進一退の展開となりますが、帝京長岡高が2点をリードして前半を終えます。一方、大会連覇の懸かった作陽高は、22分に西本大起選手のゴールで1点差に迫るも、29分、齋藤日向選手に決められ再び2点差とされます。36分に岩波颯大選手のゴールで食い下がりますが、反撃もここまで。帝京長岡高が4-3で決勝進出を決めました。
決勝は、1次ラウンドでも同組だったフットボウズと帝京長岡高の顔合わせとなりました。試合の主導権を握ったのは、先の対戦で0-4と苦杯をなめたフットボウズでした。21分までに3-0と大きくリード、失点後もすぐさま取り返し、点差を保ったまま時計を進めていきます。
帝京長岡高は悪い流れを断ち切るために32分にタイムアウトをとります。この際に齋藤選手を最前線に配置転換。この作戦が功を奏し、35分に齋藤選手が反撃の狼煙を上げる得点を決めます。ここから本来の攻撃力を取り戻した帝京長岡高が畳み掛け、3分間で3ゴールを奪って同点とします。
試合は延長戦に突入しますが、帝京長岡高は後半に5得点を挙げた勢いそのままに3得点。8-6の逆転勝利で激闘を制した帝京長岡高による初優勝で幕を閉じました。
第4回全日本ユース(U-18)フットサル大会
2017/8/17(木)~2017/8/20(日)
宮城県/ゼビオアリーナ、カメイアリーナ(仙台市体育館)