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筑波大がPK戦の末に2回戦へ 天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会

2022年05月23日

筑波大がPK戦の末に2回戦へ 天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会

天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会は5月22日(日)、全国各地で1回戦の15試合が行われ、2回戦に進む24チームが出そろいました。

ピックアップマッチ

筑波大学 2-2(前半1-0、後半0-1、延長前半0-1、延長後半1-0、PK5-3)ブリオベッカ浦安

ひたちなか市総合運動公園陸上競技場では、筑波大学(茨城県代表)とブリオベッカ浦安(千葉県代表)が対戦しました。筑波大は強い追い風にも乗せて積極的に前線へとボールを送ると、18分に先制に成功。相手選手の間で縦パスを受けた角昂志郎選手がうまい反転からドリブルに移り、さらには右足を振り抜いてミドルシュートをゴール右隅に決めました。

5バック気味に引いた浦安は徐々に落ち着きを取り戻し、アーリークロスなど攻めにも工夫を施します。42分には右クロスの折り返しから、橋本龍馬選手がゴールわずか左に外れるシュートを放ちました。ウィングバックが高い位置を取るようになった後半は、峯勇斗選手のミドルシュートがポストをたたく場面もありましたが、得点には至りません。それでも次々と交代選手を投入していくと、75分に努力が実ります。左ウィングバックの小泉隆斗選手がアーリークロスを送ると、相手DFに当たってゴールイン。試合は振り出しに戻りました。

互いにチャンスをつくりながら、試合は延長戦に突入。そこでついに浦安はリードを奪います。縦パスを受けてゴールに迫った井上翔太郎選手が、一度は倒れながらも立ち上がってシュート。ゴール前の混戦から押し込みました。

しかし、筑波大は下を向きませんでした。延長後半開始から2人が交代して守りに入った浦安に対し、一方的に攻め立てます。すると115分、ゴール前でボールを持った和田育選手が中央へ流れながら放ったシュートがファーサイドに決まり、試合はPK戦へともつれ込みました。このPK戦でGK髙山汐生選手のセーブで優位に立った筑波大が、2回戦へと駒を進めました。

監督・選手コメント

小井土正亮 監督(筑波大学)
天皇杯は学生にとって非常に大切な大会です。非常に良いチームと真剣勝負をやらせてもらって、良い勉強をさせてもらいました。相手は試合巧者で、リードしていても何か起きる感じがずっとしていました。栗原秀輔キャプテンを中心に、185人いるチーム全体で戦うんだということを強調してチームづくりをしてくれていることが、最後まで諦めない姿勢や、まだ行けるという雰囲気につながっていると思います。

和田育 選手(筑波大学)
FWなので交代出場するときには、点を取ることだけを意識していました。同点ゴールの場面では、最近この会場で試合をしたときに同じような位置でクロスを選択して悔いが残っていたので、今日は自分で足を振ることしか考えていませんでした。この大会では、チームとしてJクラブを倒すことを目標に掲げてきました。次に対戦する柏レイソルには筑波大のOBや僕の同期の森海渡選手がいるので、すごく対戦が楽しみです。大学生でもこんなサッカーができるんだというところを見せたいです。

都並敏史 監督(ブリオベッカ浦安)
逃げ切れれば良かったのですが、まだチームとしての駆け引きの力がなく、PK戦に入ってしまったことで勝利が逃げてしまったという印象です。筑波大学はテクニック的にも質が高く、我々の選手たちも本当によく走って我慢しましたが、風向きも影響して行ったり来たりのゲームをする形になりました。我々のスタイルとして、延長に入っても2-1で逃げ切るプランを持っていましたが、最後に相手の底力にやられたという感じです。

橋本龍馬 選手(ブリオベッカ浦安)
一発勝負だからといって、自分たちの戦い方は変えませんでした。早い段階で失点してしまいましたが、その後は自分たちのサッカーができていました。1点リードの状況で2人が交代した延長後半は、足がつっている選手もいて、僕自身もあまり試合をコントロールできず、点を取られてしまいました。目標はJFL昇格なので、こういうゲームをしっかり勝ち切れるように、今後は守備を改善していくことが大事だと思います。

【1回戦】5月21日(土)、22日(日)[予備日:5月23日(月)]
【2回戦】6月1日(水)、8日(水)
【3回戦】6月22日(水)[予備日:6月29日(水)]
【ラウンド16(4回戦)】7月13日(水)[予備日:7月20日(水)]
【準々決勝】9月7日(水)[予備日:9月28日(水)]
【準決勝】10月5日(水)
【決勝】10月16日(日)

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