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第37回皇后杯 準々決勝進出チーム紹介vol.4 チームの総合力でタイトル奪取へ アルビレックス新潟レディース
2015年12月14日
着実に成長への歩みを進めるアルビレックス新潟レディース。今シーズンのレギュラーシリーズでは5位に終わったものの、優勝した日テレ・ベレーザに唯一土をつけたクラブとなった。固定したメンバーで戦い続けるのではなく、交代枠をしっかりと活用し、チーム全員で戦う姿勢を示し続けたのが今年のアルビレックスだった。結果、チーム力は大きく底上げされ、敗れた試合も全て1点差の僅差。粘り強くチームとして戦い続ける姿勢がチームのスタイルへと昇華した。
チームを牽引するのはなでしこジャパンとしてFIFA女子ワールドカップカナダ2015にも参加した上尾野辺めぐみ選手。レギュラーシリーズはほぼ全試合でフル出場を果たし、エキサイティングシリーズも5試合全てにフル出場した。ゲームを作るだけでなく、ゴール前にも顔を出し、レギュラーシリーズで5ゴール、エキサイティングシリーズでは3ゴールを挙げ、今シーズンのリーグ敢闘賞を受賞している。
上尾野辺選手と共に5ゴールを挙げ、存在感を示しているのが大石沙弥香選手。開幕戦を除くすべての試合で先発に名を連ね、チームを支えた。FWでコンビを組む山崎円美選手もエキサイティングシリーズで4戦連続5ゴールを記録、調子を上げてきており、皇后杯でも前線を活性化してくれることだろう。守備面ではEAFF女子東アジアカップでなでしこジャパンのメンバーに名を連ねた北原佳奈選手が献身的なプレーで最終ラインをまとめている。
チームとして一年間成長した成果を今年の集大成として皇后杯で結実するときがきた。
JFA-TV
第37回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会
決勝 12月27日(日) 神奈川/等々力競技場
準決勝 12月23日(水・祝) 神奈川/等々力競技場
準々決勝 12月19日(土) 宮城/ユアテックスタジアム仙台、東京/味の素フィールド西が丘