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第39回全日本少年サッカー大会 12月26日(土)に開幕
2015年12月21日
第39回全日本少年サッカーが12月26日(土)に鹿児島県内で開幕し(開会式は25日)、全国から選出された47チームと、前回大会の優勝チーム枠(大阪府)を含む計48チームが29日の決勝を目指して戦います。ここでは今大会の開幕を目前に控え、前回大会の様子を振り返ります。
昨年8月4日から6日間にわたって開催された第38回大会には全国各地の48チームが静岡県に集結しました。4チームずつ12グループに分かれて総当たりの1次ラウンドを戦ったのち、各グループの上位2チームが2次ラウンドに進出。3チームずつ8グループに振り分けられたリーグ戦にて1位に輝いたチームが、ノックアウト方式の決勝ラウンドで順位を決します。
し烈な戦いを制し、8強に勝ち上がったのは横河武蔵野フットボールクラブジュニア(東京)、サンフレッチェ広島F.Cジュニア(広島)、セレッソ大阪 U-12(大阪)、スクエア富山FC U-12(富山)、レジスタFC(埼玉)、鹿島アントラーズつくばジュニア(茨城)、JFC FUTURO(神奈川)、そして柏レイソルU-12(千葉)。準々決勝は横河武蔵野、C大阪、レジスタ、柏が勝ち抜いてベスト4進出を果たしました。
横河武蔵野とC大阪による準決勝第1試合では、川上航立選手の先制点を皮切りにC大阪が勢いに乗ります。12分に、林眞稔選手、その6分後には吉田有志選手がゴールを挙げるなど前半のうちに3点をマークしたC大阪が3-0で勝利し、決勝に進みました。準決勝第2試合はレジスタと柏が対戦。僅差の勝負を繰り広げた末、中島舜選手と田村蒼生選手の2点を守り切った柏が、2-1でレジスタを下しています。
迎えた決勝戦、柏とC大阪の選手たちが勝利への執念をピッチのいたるところで見せます。日本一のチームを決する戦いにふさわしい攻防を繰り広げる中、最初に試合を動かしたのは柏。味方の縦パスにうまく抜け出し、先制点をもたらします。対するC大阪も黙ってはいません。先制された1分後に吉田選手がゴールを射抜き、すかさず同点としました。試合はこのまま両者とも譲らぬまま、延長戦に突入。しかしスコアは動かず、勝敗の行方はPK戦に委ねられることになりました。PK戦ではC大阪の守護神・上林豪選手が好セーブを披露、2人のキッカーが失敗した柏に対し、C大阪は2人がきっちりと決め、PK戦2-1で優勝に輝きました。敗れた柏も、敢闘賞やモスト・インプレッシブ・チーム賞を受賞。試合後は両チームの選手たちが互いの健闘を称え合うなど、清々しい光景がありました。
冬の開催となる今大会も前回同様、見どころ盛りだくさんです。ぜひ、会場で熱戦の様子をご覧ください。
第39回全日本少年サッカー大会
競技期間:2015年12月26日(土)~12月29日(火)
会場:
1次ラウンド・ラウンド16 鹿児島ふれあいスポーツランド(鹿児島県鹿児島市)
準々決勝 鹿児島県立鴨池補助競技場(鹿児島県鹿児島市)
準決勝・決勝 鹿児島県立鴨池陸上競技場(鹿児島県鹿児島市)
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