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第41回全日本少年サッカー大会、12月26日(火)に開幕~前回大会プレーバック~
2017年12月15日
U-12年代の最強チームを決定する「第41回全日本少年サッカー大会」が12月26日(火)に開幕します(開会式は12月25日(月)に開催)。全国各地の予選を勝ち抜いた47チームに加え、前回大会の優勝枠1チームを加えた、48チームが優勝を目指し戦います。ここでは前回大会の模様をプレーバックします。
第40回大会は、全国から48チームが鹿児島県内に集結。出場チームを12グループに分けて1次ラウンドを行い、各グループの1位と2位の上位4チームがノックアウト方式の決勝トーナメントに進出しました。
強豪チームがひしめく大会を勝ち進み、ベスト4に残ったのはディアブロッサ高田FC U-12(奈良)、横浜F・マリノスプライマリー(神奈川)、センアーノ神戸ジュニア(兵庫)、府中新町FC(東京)の4チームです。
高田と横浜FMが対戦した準決勝の第1戦は、最後まで目の離せない熱戦となりました。試合は先制した高田がリードをするも、終了間際に横浜FMがPKを獲得。同点に追いつきます。延長前半に高田が勝ち越しゴールを挙げて再びリードしますが、後半に入り横浜FMが同点ゴール、さらに勢いに乗って逆転に成功します。横浜FMが3-2で勝利を収め、決勝進出を決めました。
第2戦はセンアーノと府中新町が対戦。試合を優位に進めるセンアーノが、前半のうちに2点をリードして折り返します。後半に入り、府中新町が攻め込みますが、準決勝までの5試合でわずか2失点のセンアーノ守備陣を前に、決定機をつくることができません。逆に、追加点を決めたセンアーノが3-0で勝利し、決勝に駒を進めました。
センアーノと横浜FMによる決勝は、日本一を決める大会にふさわしい接戦となりました。序盤は、フットサルで鍛えたパスワークを武器にセンアーノが主導権を握ります。そのセンアーノが何度もチャンスをつくりますが、横浜FMのGK渡辺快選手の好セーブもあり、なかなかゴールを奪うことができません。しかし、15分にファウルを受けPKを獲得すると、和田健士朗選手が落ち着いてゴール、攻め続けたセンアーノが均衡を破ります。勢いづくセンアーノは、2分後に清水楓之介選手がドリブルから右足を強振、豪快なミドルシュートが決まりリードを2点に広げました。
センアーノのペースで進んだ前半とは対照的に、後半は横浜FMが積極的に攻撃を仕掛けます。ミドルシュートやFKからチャンスをつくると、26分、松村晃助選手がドリブルで切り込みシュートを放ち、1点を返します。終盤になって粘り強さをみせる横浜FMに攻め続けられるも、体を張った守備でゴールを守り抜き、2-1で試合終了。センアーノが兵庫県勢初の優勝を手にしました。
今大会も全国各地から強豪チームが集結、熱戦が繰り広げられます。将来の日本サッカーを背負う選手たちの戦いに、ぜひ、ご注目ください。
第41回全日本少年サッカー大会
競技期間:
2017/12/26(火)~2017/12/29(金)
会場:
1次ラウンド・ラウンド16 鹿児島ふれあいスポーツランド(鹿児島県鹿児島市)
準々決勝 鹿児島県立鴨池補助競技場(鹿児島県鹿児島市)
準決勝・決勝 鹿児島県立鴨池陸上競技場(鹿児島県鹿児島市)
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