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JOCジュニアオリンピックカップ 第20回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会 1月3日に開幕
2016年12月27日
U-18年代の女子クラブチーム日本一決定戦、JOCジュニアオリンピックカップ 第20回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会が2017年1月3日(火)に開幕し、出場16チームが1月7日(土)の決勝を目指して戦います。ここでは前回大会の様子をプレーバックします。
第19回大会には全国9地域から選出された16チ―ムが出場し、ノックアウト方式で順位を決していきました。初戦、2回戦をものにして準決勝に勝ち上がったのは、浦和レッズレディースユース(関東1/埼玉)、セレッソ大阪堺ガールズ(関西2/大阪)、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18(関東3/千葉)、そして日テレ・メニーナ(関東2/東京)の4チームです。
準決勝2試合はともに僅差の勝負となりました。浦和とC大阪の一戦は、途中出場の宝田沙織選手がC大阪に先制点をもたらすと、林穂之香選手が加点。浦和も南萌華選手が試合終了間際に一矢報いますが、同点に追い付くことはできず、C大阪が2-1で勝利を収めました。千葉と日テレの一戦は、パスを回して得点機をうかがう日テレと、しっかりと守備を固めてから速攻に活路を見出そうとする千葉が熱戦を繰り広げます。日テレは50分に宮川麻都選手が先制した後も攻撃の手を緩めず、前に出る意識を保ったまま1-0で勝利を手にしました。
C大阪と日テレによる決勝は、頂上対決にふさわしい白熱した試合になります。日テレはそれまで同様、テンポの良いパスワークで相手ゴールに迫ります。高い位置でセットプレーのチャンスを得ると、キッカーの菅野奏音選手が精度の高いボールを供給。植木理子選手や三浦成美選手がシュートを放ちますが、C大阪の守備陣も体を張ってこれを防ぎます。
序盤は劣勢を強いられたC大阪も、24分に野島咲良選手、32分に宝田沙織選手と攻撃的な選手を投入し、徐々に敵陣でプレーする時間を増やしていきます。推進力のある宝田選手がサイドで攻撃の起点となり、周囲の押し上げを促しました。互いにゴールへの意識が強くなった後半は、ともにカウンターアタックから決定機を迎えますが、得点には至らず。試合はPK戦へともつれ込みます。
PK戦では、C大阪のGK福永絵梨香選手が、日テレの3人目のキッカーが放ったシュートを右手一本で阻止。C大阪は5人全員がキックを成功させ、大会初優勝を飾りました。
ディフェンディングチャンピオンのC大阪は、第20回大会に関西第1代表として、一方の日テレは関東第1代表として臨み、決勝まで勝ち進めば第19回大会に続く対戦となります。両者のパフォーマンスも含め、全国から集結するチームの戦いに注目です。
JOCジュニアオリンピックカップ 第20回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会
2017/1/3(火)~2017/1/7(土)
J-GREEN 堺(大阪府堺市)
大会情報はこちら
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