JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 大会・試合 > 最新ニュース一覧 > 名古屋が3大会ぶりの4強進出を決める! 清水和也擁するタイ・ソンナムと準決勝で対戦~AFCフットサルクラブ選手権タイ2019~

ニュース

名古屋が3大会ぶりの4強進出を決める! 清水和也擁するタイ・ソンナムと準決勝で対戦~AFCフットサルクラブ選手権タイ2019~

2019年08月15日

名古屋が3大会ぶりの4強進出を決める! 清水和也擁するタイ・ソンナムと準決勝で対戦~AFCフットサルクラブ選手権タイ2019~

AFCフットサルクラブ選手権は14日(水)に決勝ラウンドがスタートしました。Fリーグ王者の名古屋オーシャンズは、グループDを3連勝で終えて首位で通過し、準々決勝ではグループCで2位のバモスFC(インドネシア)と対戦しました。

キャプテンの星龍太選手を出場停止で欠く名古屋は、GKに関口優志選手、FPが吉川智貴選手、ペピータ選手、星翔太選手、西谷良介選手というメンバーで試合に入ります。開始直後にペピータ選手が放ったシュートがクロスバーを直撃し、バモスFCのゴールを脅かしましたが、その後は自陣に引いてゾーンで守る相手を、なかなか崩し切れません。何度かバモスFCにチャンスをつくられますが、GK関口選手がゴールを守り抜きます。

難しい展開を強いられた名古屋ですが、前半9分にようやく先制点を挙げます。左サイドで西谷選手から星翔太選手へ縦のパスが入ると、星翔太選手はDFを引き付けて、ペピータ選手にパス。ペピータ選手が距離のある位置から左足を思いきり振り抜くと、強烈なシュートがゴール右上に決まりました。

先制点を取ることに成功した名古屋でしたが、その後もバモスFCは統制の取れた守備を変えません。それでも前半終了間際には、自陣左サイドから吉川選手が長いボールを蹴ると、右サイドを駆け上がった安藤選手がスライディングでボールを折り返します。この動きにGKとDFが対応しようとしていたため、ボールの行き先に走りこんでいたFP平田ネトアントニオマサノリ選手は、完全にフリーの状態でパスを受け、無人のゴールにシュートを決めました。

苦しみながらも攻撃のバリエーションを見せ、前半で2点のリードを奪った名古屋は、後半もほとんどの時間を敵陣内で戦います。後半17分には左サイドを深くえぐった星翔太選手のパスから、安藤選手がミドルシュートを決めてチームの3点目を奪いました。その後、終盤に1点を返されたものの、3-1で勝利。優勝した2016年大会以来、3大会ぶりのベスト4進出を果たしています。

また、日本代表FP清水和也選手が期限付き移籍しているタイ・ソンナムFC(ベトナム)は深圳南嶺鉄狼(中国)と対戦して5-1で勝利しました。清水選手は先制点を含む2ゴール1アシストの活躍を見せ、チームの攻撃をけん引。初優勝を目指すクラブの2大会連続ベスト4進出に大きな役割を果たしています。

15日(木)に行われる準決勝では、名古屋と清水選手の所属するタイ・ソンナムが激突。名古屋にとっては前回大会の準々決勝で敗れた因縁の相手にもなります。名古屋が3大会ぶりの決勝進出を果たすのか、前回大会準優勝のタイ・ソンナムが2年連続の決勝進出となるのか、注目が集まります。

監督・選手コメント

フエンテス 監督(名古屋オーシャンズ)
戦術的に、とてもタフなゲームになりました。相手を完全に崩しきれず、内容もそれほど良かったとは言えません。ハードワークして、より戦略や戦術の細かいところを抑えてゲームに入らないといけないことを学べたゲームです。明日の対戦相手がタイ・ソンナムとなったのは予想通りでした。非常に強い相手ですので、しっかり準備して備えたいと思います。今から楽しみで、ワクワクしています。

FP #6 吉川智貴 選手(名古屋オーシャンズ)
うまく相手の守備を崩せず難しい試合になりました。特に前半の最初は攻撃するのに苦しんだゲームでした。内容は決して良くありませんでしたが、こういう戦いでは勝ち上がらないといけないので、勝つことができたのは良かったです。ただ、非常に多くの課題が残った試合でした。昨年大会で敗れているので、タイ・ソンナムと戦いたいですね。自分たちのゲームをして、自分たちのフットサルを見せてしっかり勝って決勝に上がりたいと思います。

FP #14 西谷良介 選手(名古屋オーシャンズ)
難しさを感じながらやっていました。昨年もバモスFCと対戦しましたが、その時のことを覚えていたので、難しくなるだろうなと思っていました。そういう意味では想定内でした。どうすればいいか、監督からの指示もありましたし、自分たちもどうしないといけないかコミュニケーションは取れていたのですが、なかなか点が取れずにフラストレーションがたまりました。昨年、タイ・ソンナムに敗れた試合では少ないチャンスで決められてしまったので、しっかり仕留めるところを仕留めて決勝に進みたいと思います。

清水和也 選手(タイ・ソンナムFC)
結果を残せていることは、すごく嬉しいです。ただゴールだけではなく、アシストもできましたし、良いチャンスもつくれているので、引き続き攻撃のアクセントになっていけたらと思います。名古屋にとっても昨年大会のリベンジマッチかもしれませんが、僕も海外移籍する前の最後の試合で名古屋に負けているので、その時のリベンジを果たしたいです。クラブも優勝を目指していますし、そのためにも絶対に勝ちたいですね。

AFCフットサルクラブ選手権タイ2019

大会期間:2019/08/07(水)~2019/08/17(土)
会場:タイ/バンコクフットサルアリーナ

大会情報はこちら

アーカイブ
大会・試合
NEWS メニュー
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー