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熱戦の末にベスト4が出そろう JFA 第11回全日本O-40サッカー大会
2023年10月02日
JFA 第11回全日本O-40サッカー大会は10月1日(日)に大会2日目を行い、決勝ラウンドに進むベスト4が出そろいました。
グループAでは、横浜シニア(関東3/神奈川)が全勝突破を果たしました。白星発進していた焼肉ここからFC(四国/高知)を相手に4点を挙げると、最終節の大村あごFC(開催地/長崎)戦では3-0で勝利。3試合での得失点差プラス7は、出場チーム中で最高成績となりました。
グループBでは最終節、3チームに突破の可能性が残されていました。抜け出したのは、北海道オッサンドーレ札幌40(北海道)。前半に2点を奪って隣のピッチで直接対決する2チームに重圧を与えると、後半にも1点を追加して首位通過を決めました。突破を目指したFCトキガネ(関東4/千葉)と国見FCシニア(九州1/長崎)は力を出し尽くした末、1-1で引き分けました。
グループCでは、全チームが最後まで突破を目指して戦いました。首位で最終戦に臨んだOITA.over(九州2/大分)は、前半に2点を奪ってそのまま準決勝進出を決めました。C.A.REALTOKYO 40(関東1/東京)は最後に勝利を挙げたものの、2年前と同じく無敗での1次ラウンド敗退となりました。
グループDからの4強への切符は、連勝同士の直接対決の結果に委ねられました。競り勝ったのは、エリース東京シニア40(関東2/東京)。兵庫サッカークラブ(関西/兵庫)を相手に奪った前半の1点を守り抜きました。初出場での全国ベスト4入り達成です。
大会最終日には準決勝と決勝を行い、この年代の日本一のチームが決定します。
選手コメント
山中健樹 選手(北海道オッサンドーレ札幌40)
全国大会に来ると、僕らは全然うまい方ではありません。ここ3、4年、出場するものの1次ラウンドで敗退が続いていたので、今年こそはと思っていました。今年から、縦に速く攻める戦い方に変えました。今でも本来のつなぐサッカーをしたいという声もありますが、今年は守備も安定しているので、勝ちにこだわりました。あと2試合、何とか頑張ります。
岩瀬真人 選手(FCトキガネ)
初出場の経験不足が出たと思います。全国大会に出てくるチームは、うまさもあるのですが、どうやったら勝てるかを徹底していると感じました。うちもつなぐサッカーが得意なのですが、短期決戦で負けないようにと、相手にも合わせて蹴るサッカーになってしまいました。こういう場でも自分たちのペースでできるように、経験値を上げていかないといけないなと思いました。またこの場に帰ってきたいので、一からチームをつくり直します。
林田鷹志 選手(国見FCシニア)
高校サッカーで有名になった地元で社会人も盛り上げようと、このクラブができました。国見高校OBもいますが、実は高校時代には「打倒国見」を目指していた選手がほとんどです。先輩方がしっかりした組織をつくってくださったので、長崎県中から選手が集り、気持ち良くプレーさせてもらえています。初の全国大会で、フィジカル勝負になるのかと想像していましたが、各地域の代表チームは僕らが経験したことがないような良いサッカーをしていました。地元開催だったので結果は残念ですが、またこの場に戻ってこられるように頑張ります。
河合崇泰 選手(C.A.REALTOKYO 40)
2年前と同じく無敗でも勝ち上がれず、悔しさも変わりませんが、やることはやりました。若手も入ってきて、誰が出ても戦える体制にしていたのですが、最終的にはうまくいきませんでした。いろいろと準備してきたのに大会に入ると思うようなゲームができなかったことは課題ですが、課題が見つかったとも言えます。あと少しのところで勝ちに結び付きませんでしたが、負けてもいないので、下を向かずにやり続けたいと思います。
大会期間:2023年9月30日(土)~10月2日(月)
会場:長崎県/島原市営平成町多目的広場(島原復興アリーナ)、島原市営平成町人工芝グラウンド(長崎県フットボールセンター)
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