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第16回全国シニア(60歳以上)サッカー大会 6月4日に開幕
2016年05月26日
シニア年代へのサッカーの普及と、サッカーを生涯スポーツとして楽しんでもらうことを目的とする、「第16回全国シニア(60歳以上)サッカー大会」と、「シニア(70歳以上)サッカーフェスティバル」が6月4日(土)に長野県松本市で開幕します。
大会の開幕を控え、ここでは前回大会の様子をプレーバックします。第15回大会は北海道の夕張市で実施。全国各地から16チームが集結し、勝利を目指して戦いました。本大会は、4チームずつ4グループに分かれて1次ラウンド(リーグ戦)を行い、各組で首位のチームが決勝ラウンド(準決勝)に進出。ここでは、一度の勝負で決着をつけるノックアウト方式で順位を決しました。
各チームが熱戦を繰り広げる中、決勝ラウンドに進んだのは室蘭シニア60サッカークラブ(北海道)、60秋田選抜サッカー(東北2/秋田)、横須賀シニアサッカークラブ(関東3/神奈川)、兵庫県シニア60選抜(関西1/兵庫)の4チームです。
準決勝2試合は、ともに1点を争う接戦となりました。室蘭シニアは開催地の意地を見せ、秋田選抜に1-0で勝利。もう一方のブロックでは、兵庫県シニアが元日本代表の奥寺康彦さん擁する横須賀シニアを1-0で下し、決勝へと勝ち名乗りを上げました。
室蘭シニアと兵庫県シニアによる決勝は開始早々、試合が動きます。2分、兵庫県シニアは松永正利選手が右サイドを突破すると、ゴール前にクロスボールを供給。このボールに南本龍生選手が合わせて先制に成功します。兵庫県シニアは、さらに攻撃の手を強めます。5分にも南本選手が松永選手のパスに反応し、リードを2点に広げました。松永選手は後半に入っても安定したパフォーマンスを披露。26分には正確なクロスボールで野島章文選手のゴールを演出。チームが挙げた全得点に絡みます。3-0とした兵庫県シニアはこの後、室蘭シニアの反撃を1点に抑え、3-1で勝利をつかみとるとともに、全国の頂点に輝きました。
チームを悲願の日本一に導いた佐藤忠志監督は、「自分たちよりも若いチームと実戦形式の練習を重ねた結果、(本大会では)終盤までスタミナが落ちなかった」と勝因を分析。他の選手たちは「念願がかなってうれしい。来年も優勝を狙う」と早くも連覇を見据えました。
2016年度 第16回全国シニア(60歳以上)サッカー大会
2016年6月4日(土)〜2016年6月6日(月)
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