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帝京長岡が神戸に勝利 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025第2節

2025年04月14日

帝京長岡が神戸に勝利 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025第2節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025は、4月12日(土)と13日(日)に第2節を実施。長岡市ニュータウン運動公園サッカー場B(人工芝)では帝京長岡高校(新潟)とヴィッセル神戸U-18(兵庫)が対戦しました。

ピックアップマッチ

帝京長岡高校 4-1(前半3-1、後半1-0) ヴィッセル神戸U-18

最初に見せ場をつくったのは初勝利を狙う帝京長岡です。4分、左サイドからゴール前に入ったMF和食陽向選手(#14)のパスに反応したFW渡邉颯選手(#9)がゴールネットを揺らし、幸先の良いスタートを切りました。

以降は神戸の主導権で試合が進みましたが、帝京長岡も粘り強く対応。「ヴィッセルは昨年2位になった素晴らしいチーム。個々の能力も高いので、こちらはチームとして戦う中で、1対1で負けないところにフォーカスした」と古沢徹監督が話す通り、相手をうまくサイドに誘導し、人数がそろう中央ではね返します。

それでも神戸は個の力で打開し、相手ゴール前まで持ち込むと、20分にはサイドチェンジからFW大西湊太選手(#11)がサイドを突破します。中央に送ったボールに2人の選手が反応しましたが、帝京長岡の守備陣が体を張ってシュートを阻止。こぼれ球を狙ったMF上野颯太選手(#16)のひと振りも枠をとらえることができません。

神戸はボールを動かしながらも、帝京長岡の守備を崩し切ることはできず。MF藤本陸玖選手(#6)は「軽率なミスが多かった。セカンドボールの回収も含めて、一つ一つの球際が弱く、簡単にはがされて局面を変えられる場面も多かった」と反省を口にしました。

一方、帝京長岡は「(ボールを持たれることを)ネガティブに捉えず、辛抱する場面は辛抱して、自分たちの時間がきたときに自分たちのやりたいことがやれるようにしようと伝えていた」という指揮官の言葉通り、劣勢をしのぐと前半終了間際にチャンスが訪れます。

主役となったのは、「中学のときからヴィッセルとはよく試合をしていた。今回、自分たちのホームで試合ができるということもあって、絶対に負けられなかった」と話す和食選手です。40分、DF吉田龍悟選手(#3)の縦パスを受けると、ドリブルでゴール前まで持ち込んで2点目を決めました。

43分にはCKから神戸のFW森分圭吾選手(#13)に得点を許しましたが、直後の44分に和食選手が右サイドの角度がない位置から技ありの一撃をたたき込み、帝京長岡が2点をリードして前半を終えました。

後半、帝京長岡は3バックから神戸と同じ4-3-3にシステム変更することで、相手の特徴である中盤を封じながらチャンスをうかがいます。66分にはMF樋口汐音選手(#20)がダメ押しとなる4点目をマーク。試合終盤はピンチもありましたが、安定感のあるセービングを見せ続けたGK仲七璃選手(#1)を中心に守り、帝京長岡が4-1で勝利しました。

監督・選手コメント

古沢徹 監督(帝京長岡高校)
本当にありがたいことに毎試合、長岡市の方々がたくさん応援に来てくださっています。学校で「頑張って」と言われるだけでなく、コンビニなどで知らない人から「今日はプレミアか!頑張れよ」と声を掛けてもらえることもあり、注目度の高さを実感しています。このまま長岡がサッカーの街になっていけばありがたいと思っているので、ホームで下手なゲームはできません。今回の試合では気持ちの入った素晴らしいゲームをしてくれて、選手たちを褒めてあげたいです。

DF #5 西馬礼 選手(帝京長岡高校)
兵庫県出身でヴィッセルとは中学校の頃からよく試合をしたので、今回は絶対に負けられないと思っていました。試合序盤は相手の背後を狙いながら、相手が前から来てくれたら逆を取って足元にパスを入れようとチームとして意識していました。練習からやってきたことを実践することができてよかったです。怪我で試合に出られない時期が長かった中、今年は一番レベルの高いリーグを戦えるので、個人だけでなくチームとしても成長できる1年にしたいです。

DF #4 原蒼汰 選手(ヴィッセル神戸U-18)
練習のときから雑なプレーが多く、うまくいかないことがありました。今回の試合でも、雨でグラウンドがスリッピーになっていて風が強かったこともあり、ボール回しがうまくいかず失点してしまいました。なかなか点も取れなくて難しい試合になりました。守備で貢献するのが自分の役目だと思っていますが、今回の試合は全く貢献できなかったので、次の試合からは無失点に抑えます。

MF #6 藤本陸玖 選手(ヴィッセル神戸U-18)
前節、立ち上がりに失点していて試合の入りを課題だと意識しなければいけなかったのに、この試合も早々に失点してしまいました。そこから流れを断ち切れずに相手のペースに持っていかれたことが反省材料です。次節対戦する大津高校には昨年、0-5で負けて、忘れられない試合になりました。このまま崩れてしまったら今年の目標は絶対に達成できません。何もかもがまだまだ足りていないチームだと思うので、切り替えて頑張ります。

その他の試合結果

EAST
鹿島アントラーズユース 3-2(前半2-1、後半1-1) 前橋育英高校
流通経済大学付属柏高校 3-0(前半2-0、後半1-0) 昌平高校
東京ヴェルディユース 2-2(前半1-1、後半1-1) FC東京U-18
青森山田高校 0-1(前半0-0、後半0-1) 横浜FCユース
市立船橋高校 2-2(前半2-1、後半0-1) 川崎フロンターレU-18
柏レイソルU-18 1-3(前半0-1、後半1-2) 浦和レッズユース

WEST
サガン鳥栖U-18 3-0(前半1-0、後半2-0) 静岡学園高校
ガンバ大阪ユース 4-0(前半2-0、後半2-0) 神村学園高等部
東福岡高校 1-1(前半1-0、後半0-1) サンフレッチェ広島F.Cユース
アビスパ福岡U-18 1-2(前半1-1、後半0-1) 名古屋グランパスU-18
大津高校 3-1(前半3-0、後半0-1) ファジアーノ岡山U-18

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大会期間:2025年4月5日(土)~2025年12月14日(日)
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