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バーモントカップ 第24回全日本少年フットサル大会が2015年1月4日に開幕
2014年12月24日
小学生年代の日本一を決する「バーモントカップ 第24回全日本少年フットサル大会」が2015年1月4日(日)に開幕し、6日(火)までの3日間にわたって少年少女の熱い戦いが繰り広げられます。その幕開けを前に、前回大会を振り返ります。
第23回大会は、出場48チームが4チームずつ12グループに分かれてのリーグ戦を行い、各グループ1位と2位のうち成績上位4チームがノックアウト方式の決勝トーナメントに進出しました。
まず全選手を代表して、リュミエール就将(鳥取)のキャプテン、石飛有道選手の素晴らしい選手宣誓とともにスタートした1日目は、1次ラウンドのリーグ戦48試合が行われました。2日目には決勝トーナメントに16チームが出そろい、激しい戦いを制した8チームが準々決勝に進出。大会最終日はPK戦を制したヴェールメリオ(新潟)とベガルタ仙台ジュニア(宮城)、高い攻撃力を示した江南南サッカー少年団(埼玉)と鹿島アントラーズジュニア(茨城)がベスト4入りを果たしました。
迎えた準決勝は、前回大会覇者の鹿島がヴェールメリオとの打ち合いを9-6で制して勝利。もう一方のカードでは、江南南が前回大会準優勝の仙台に6-2で競り勝ち、決勝に勝ち進みます。決勝は両者ともに過去に優勝経験を持つチーム同士で、頂点を決するに相応しいハイレベルな試合を見せました。
先に試合のペースを握ったのは江南南でした。立ち上がりから相手陣内に攻め込み、2分に津久井匠海選手が先制すると、8分までに一挙4ゴールを挙げて試合を優位に進めます。一方の鹿島も、すぐさま生井澤呼範選手が決め、1点を返して1-4で試合を折り返しました。後半も互いにゴールに迫る攻防を繰り広げたもののスコアボードは動かず、江南南が第13回大会以来となる2度目の優勝を果たしました。
原口元気選手(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)を擁して優勝した当時も指揮を執っていた松本佑監督は、「控えのメンバーも含めてみんなが集中して試合に臨めた。その姿勢が素晴らしい結果につながったと思っている」と振り返りました。GKの秋山大起選手、津久井選手がベストプレーヤー賞を受賞するなど、攻守にわたって試合を沸かせた江南南が、第23代目の王座に就き、大会は幕を閉じました。
バーモントカップ 第24回全日本少年フットサル大会
2015年1月4日(日)〜2015年1月6日(火)
東京/駒沢オリンピック公園体育館、大田区総合体育館