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U-20フットサル日本代表候補 チーム発足後2回目の活動をJヴィレッジでスタート
2021年05月01日
AFC U-20フットサル選手権(以下、AFC選手権)の2連覇を目指して、2020年10月に発足したU-20フットサル日本代表。しかしながら、新型コロナウイルスの影響でAFC選手権は中止となってしまいました。また公式大会の中止を受け、Fリーグのサポートのもと5月中旬に開催されるFリーグオーシャンカップ2021の出場を予定していましたが、同カップ戦も今回の代表候補キャンプ開催の数日前に開催延期が決定。ターゲットとする大会が定まらない難しい状況の中で活動をスタートしました。
全3日間の活動で最終日にFリーグのバルドラール浦安とのトレーニングマッチを予定している今回のトレーニングキャンプには、先月フットサル日本代表のトレーニングキャンプに初招集された毛利元亮選手や牧野謙心選手、そして金澤空選手といったFリーグのトップチームでプレーする選手を中心に総勢19名が招集されました。チームは4月30日(金)の朝に高円宮記念JFA夢フィールドに集合し、全員がSmartAmp法検査を受けて陰性の確認を取った後、福島県のJヴィレッジへ移動しました。
フットサル代表チームとしては2年ぶりにJヴィレッジのスタッフの皆さんに温かく迎えて頂き、チームミーティングから活動をスタートしました。冒頭、木暮賢一郎監督は「目標としていた大会が中止となってしまったことは残念だが、昨年始動した際に伝えたように、フットサル日本代表(A代表)に入りFIFAフットサルワールドカップで活躍することを常に意識しながら、ピッチ内外を過ごしてほしい。普段に比べれば移動時間も長くなったと感じるかもしれないが、日本代表のエンブレムを背負っているからにはどんな状況も前向きにとらえて、最大限のパフォーマンスを発揮できるよう準備する姿勢を持ってほしい。そして、この状況でもフットサルに集中できる環境に感謝しながら3日間を過ごそう。」と伝えました。
初日のトレーニングは18時に開始し、FPとGKで分かれてウォーミングアップを開始しました。約半年ぶりに顔を合わせた選手たちでしたがピッチでは積極的にコミュニケーションを取り合い、連携を深めていきます。戦術的なトレーニングのパートでは集合時に共有されたチーム戦術をピッチで実践し、選手間で活発に声を掛け合い一体感溢れる雰囲気の中、初日のトレーニングを終えました。
チームは2日目に2部トレーニングを実施し、夜に茨城へ移動して最終日はトレーニングマッチを行います。
選手コメント
GK 岡本仁 選手(ヴィンセドール白山)
このような状況下で合宿を開催するにあたって協力してくれた方々に感謝しています。
今日は1セッションしかありませんでしたが強度の高いトレーニングが出来ました。他の選手のレベルがとても高く充実した時間を過ごせています。明日もこのメンバーで切磋琢磨し頑張っていきたいと思います。
FP 牛迫蒼海 選手(湘南ベルマーレLONDRINA)
この状況下でのキャンプ開催に携わってくださった方々に感謝申し上げます。非常に恵まれた環境、レベルの高いトレーニングに自分の課題を改めて再確認することと同時に、同年代の選手たちとのコミュニケーション、マッチアップでとても良い刺激をもらえて、充実したトレーニングが行えています。自分の持ち味を出し、さらにレベルアップ出来るように残り2日間全力で励みたいと思います。
FP 嘉数希望 選手(シュライカー大阪U-18)
この状況下でトレーニングキャンプが開催されている事に感謝します。
個人としては初の代表候補キャンプで緊張もしましたが、顔見知りの人もいたのでスムーズに練習に参加できました。トレーニングは攻守において強度が高く、とても充実したトレーニングが出来たと思います。
個人としてもチームとしても修正できる部分がたくさんあるので、そこを突き詰めて残りの2日間を良いものにしたいと思います。
FP 柴山圭吾 選手(バルドラール浦安)
約半年ぶりのキャンプで、新しいメンバーもいる中、初日はいい強度で練習に臨めたと思います。まだ2回目のキャンプで、チームの練度としては個人としても組織としてもまだまだ足りないところがありますが、全員が高いモチベーションを持ってトレーニングできていると思います。明日の2セッションを終えると自分の所属する浦安との試合を控えているので、明日もモチベーション高く、良いトレーニングにして明後日に繋げたいと思います。